写真・図版 8月20日、午後3時のドル/円は、前日ニューヨーク市場の午後5時時点とほぼ変わらずの106円半ば。前日海外で進んだ円安は一服、ドル/円は上下17銭の小動きだった。写真は2016年11月撮影(2019年 ロイター/Dado Ruvic)

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 [東京 20日 ロイター] - 午後3時のドル/円は、前日ニューヨーク市場の午後5時時点とほぼ変わらずの106円半ば。前日海外で進んだ円安は一服、ドル/円は上下17銭の小動きだった。

 この日のドルは106.52─106.69円と狭いレンジ内で推移。前日海外では主要国株価が堅調展開となる中、円やスイスフランに対する売りが目立ったが、東京ではそうした動きは一服。全般もみあいとなった。

 海外市場で円安が進んだ手がかりとなったのは、ドイツ政府の財政出動の可能性を伝えたシュピーゲル誌の報道。米政府が中国の華為技術(ファーウェイ)に対する一部禁輸措置の執行猶予を延長したことも、米中対立の緩和期待につながったという。

 ただ、円売りにはパウエル米連邦準備理事会(FRB)議長の講演を控えた「持ち高調整の域を出ない」(トレーダー)との指摘もあった。

 FRBは15日、パウエル議長が23日にワイオミング州ジャクソンホールで開かれる、年次経済シンポジウムで講演すると発表した。テーマは「金融政策への課題」。

 NHKは20日、今週末フランスで開幕する7カ国首脳会議(G7サミット)では、首脳宣言を出さない方向で調整が進められていると伝えた。

 市場では「G7間で意見の集約ができないことが分かっているので宣言をあきらめる方向なのだろう。自由貿易や為替面では既に、米国対G6の構図となっている」(三井住友銀行チーフストラテジスト宇野大介氏)との声が出ていた。

 ドル/円<JPY=>  ユーロ/ドル<EUR=>  ユーロ/円<EURJPY=>

 午後3時現在 106.53/55 1.1083/87 118.09/13

 午前9時現在 106.56/58 1.1080/84 118.07/11

 NY午後5時 106.62/65 1.1076/80 118.11/15

 

 

 (為替マーケットチーム)