写真・図版 23日、米フィラデルフィア地区連銀のハーカー総裁は、景気に対し慎重ながらも楽観的な見方を持っているとし、連邦準備理事会(FRB)は現時点で行動を起こす必要はないとの考えを示した。写真は3月19日撮影(2019年 ロイター/Leah Millis)

[PR]

 [23日 ロイター] - 米フィラデルフィア地区連銀のハーカー総裁は23日、景気に対し慎重ながらも楽観的な見方を持っているとし、連邦準備理事会(FRB)は現時点で行動を起こす必要はないとの考えを示した。ただ通商政策を巡る先行き不透明性が悪化すれば、対応する必要性が出てくる可能性があるとも述べた。 

 ハーカー総裁はブルームバーグテレビのインタビューに対し、FRBはどちらの方向にも急激に動くべきではないと指摘。インフレ率は目標とする2%に十分に近い水準にあるとし、現時点でFRBが対応する必要はないとの考えを示した。ただ、低金利はレバレッジの上昇につながる恐れがあり、こうしたことは米経済にとり懸念となるとの見方も示した。

 このほか、通商政策を巡る先行き不透明性で企業投資が抑制されていると指摘。ただ、貿易戦争を受け景気見通しはまだ変更していないと述べた。