写真・図版9月10日、マネーロンダリング(資金洗浄)対策の国際組織、金融活動作業部会(FATF)は、米フェイスブックが進めている暗号資産(仮想通貨)「リブラ」の発行計画に厳しい監視の目を向けている。写真はリブラのロゴ。6月撮影(2019年 ロイター/Dado Ruvic)

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 [ロンドン 10日 ロイター] - マネーロンダリング(資金洗浄)対策の国際組織、金融活動作業部会(FATF)は、米フェイスブック<FB.O>が進めている暗号資産(仮想通貨)「リブラ」の発行計画に厳しい監視の目を向けている。新たにFATFのトップに就任した劉向民氏が10日、明らかにした。

 劉氏はロイターの取材に「重大なリスクがあれば、対処する必要があることを確認したい」と述べた。

 劉氏はロンドンで行われたイベントで講演し、暗号資産の違法な利用は速いペースで広がると予測。「仮想資産のもたらす匿名性が重大犯罪で不当に利用されている。こうした活動は急速に拡大する公算が大きく、当局が把握しているのは氷山の一角にすぎない」と指摘した。

 また「疑わしい動きを見付けるのは干し草の中で一本の針を探すようなものだ。おそらく、干し草の山はどんどん大きくなっており、四六時中活動している」と述べた。