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 [ニューヨーク 13日 ロイター] - ニューヨーク外為市場では、ユーロが対ドルで上昇。欧州中央銀行(ECB)が決定した利下げや金利階層化が為替にまちまちの影響を及ぼすという見方が広がった。

 ECBは前日、市中銀行が余剰資金を預け入れる際の適用金利である預金金利を現行のマイナス0.4%からマイナス0.5%に引き下げるとともに、利下げに伴う金利負担を軽減するため金利階層化を導入。さらに11月から月額200億ユーロの債券買い入れを行うと表明した。[nL3N2632P0]

 BMOキャピタルマーケッツは調査リポートの中で「ECBがマイナス金利の深掘りと金利階層化をセットにしたことはユーロ/ドルにまちまちの影響を及ぼす」と指摘。またモルガンスタンレーも調査リポートで「金利階層化は利下げによる為替への影響を減らすことにつながる」とした。

 ユーロ/ドルは0.12%高の1.1074ドル。

 トランプ米大統領は12日、中国との通商問題について、ホワイトハウスで記者団に「包括的な合意のほうが良い」と述べる一方、多くのアナリストが暫定合意に言及していることに触れ、その可能性を示唆した。[nL3N2633Y1]

 経済指標では8月の小売売上高が前月比0.4%増と、市場予想の0.2%増を上回り、個人消費の底堅さを示した。米経済は個人消費が下支え要因となり、引き続き緩やかに伸びるとみられる。また8月の輸入物価は前月比0.5%下落。石油製品と食品の値下がりが全体水準を押し下げた。市場では引き続き来週の連邦公開市場委員会(FOMC)での追加利下げが規定路線とみられている。[nL3N264275][nL3N26421I]

 

 

 

 (表はリフィニティブデータに基づいています)