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 [ブリュッセル 26日 ロイター] - 欧州委員会のジェンティローニ委員(経済担当)は26日、新型コロナウイルス感染拡大の影響を受けているイタリアなどユーロ圏各国は、欧州連合(EU)の財政規則の適用が免除され、緊急事態対策として財政出動が可能になるだろうと述べた。

 EU規則の下では、イタリアなど域内の高債務国は財政支出を抑え、債務残高を引き下げるよう求められているが、ジェンティローニ委員は記者会見で、新型ウイルスの感染拡大対策としてイタリアに財政政策の余地を与えるかとの質問に対し、EUは「いわゆる異例な事態に関連する柔軟性条項」を認めていると指摘。財政面での柔軟性条項が適用可能かどうかを評価するため、数カ月以内に感染が拡大している各国との協議を行うとした。

 また新型ウイルスの感染拡大による経済的影響を完全に評価するにはまだ時期尚早だが、感染拡大によってもたらされた下押しリスクがすでに「部分的に具現化」していることは認識していると述べた。