写真・図版8月5日、プライベートエクイティ(PE)大手の米ブラックストーン・グループは、家系調査や遺伝子検査サービスを提供する米アンセストリー・ドットコムを複数のPE会社から47億ドルで買収することで合意したと発表した。写真は2019年2月、米ソルトレークシティーで開かれたイベントに設置されたアンセストリーのブース(2020年 ロイター/George Frey)

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 [5日 ロイター] - プライベートエクイティ(PE)大手の米ブラックストーン・グループ<BX.N>は5日、家系調査や遺伝子検査サービスを提供する米アンセストリー・ドットコムを複数のPE会社から47億ドルで買収することで合意したと発表した。

 アンセストリーは遺伝子関連サービスでは世界最大で、家系のルーツを探る調査や、自宅に検査キットを送付して遺伝子で病気のリスクを調べるサービスを提供している。買収額にはブラックストーンが引き継ぐ債務も含まれる。

 ブラックストーンは、アンセストリーのサービスについて、新型コロナウイルスの世界的流行で外出を控えている人々による利用が増えると期待している。

 今回の買収は、昨年に投資家から260億ドルを調達した過去最大のPEファンドである「ブラックストーン・キャピタルパートナーズVIII」による初めての案件となる。

 アンセストリーは約30カ国に300万人以上の有料顧客がいる。年間の売上高は10億ドル超に上る。

 同社の企業価値は、PE大手のシルバー・レイクとシンガポールの政府系投資会社GICから4年前に出資を受けた際は26億ドルだったが、今回の買収価格はこれを大幅に上回る。