写真・図版 ドイツ欧州経済センター(ZEW)が発表した8月の独ZEW景気期待指数は71.5で、前月の59.3から上昇した。写真はベルリンで3月撮影(2020年 ロイター/Annegret Hilse)

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 [ベルリン 11日 ロイター] - ドイツ欧州経済センター(ZEW)が発表した8月の独ZEW景気期待指数は71.5で、前月の59.3から上昇した。

 ロイターが集計したエコノミスト予想の58.0を大きく上回った。

 ZEWのワムバッハ所長は「景気急回復期待が高まり続けていたが、現状認識の改善は鈍い」とし、セクターによって状況がまちまちだと指摘した。

 現況指数はマイナス81.3。前月(マイナス80.9)から予想(マイナス68.8)に反して悪化した。

 同所長は、セクター別で見ると、特に国内セクターについては専門家の間で景気の回復が予想されているが、「銀行・保険セクターの今後6カ月間の利益見通しは依然として非常に低迷しており、懸念要因だ」と指摘した。

 LBBWのエコノミスト、Uwe Burkert氏は「夏季の力強い景気回復の兆しは続いている」としながらも「大規模な財政・金融政策を通じた刺激は、主に金融市場を押し上げる。期待のバブルが発生するリスクは否定できない」と述べた。