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 [12日 ロイター] - 欧州連合(EU)統計局が12日発表した6月のユーロ圏の鉱工業生産指数は、前月比プラス9.1%となった。市場予想はプラス10.0%で、5月に引き続き予想を下回った。 

 耐久財の生産増が主導し、製造業の生産は拡大した。ただし、前月比の伸び率は5月のプラス12.3%(改定値)から縮小した。5月もエコノミスト予想のプラス15%には届いていなかった。

 前年比ではマイナス12.3%で、市場予想のマイナス11.5%よりも大きく落ち込んだ。新型コロナ危機以前の水準を大きく下回り、回復からは程遠いことがうかがえる。ただ前年比のマイナス幅は4月、5月に比べて小さく、段階的な回復は確認された形となった。 

 前月比では耐久財がプラス20.2%と、セグメント別では最も高い伸びを見せた。資本財もプラス14.2%と大幅に伸び、設備投資意欲の高まりを示した。

 エネルギー生産はプラス2.6%、非耐久財はプラス4.8%だった。