写真・図版1月30日、12月の商業販売統計速報によると、小売業販売額(全店ベース)は前年比2.6%増の13兆5030億円となり、5カ月連続で増加した。昨年12月撮影(2014年 ロイター/Yuya Shino)

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 [東京 30日 ロイター] -経済産業省が30日に発表した12月の商業販売統計速報によると、小売業販売額(全店ベース)は前年比2.6%増の13兆5030億円となり、5カ月連続で増加した。12月としては2000年12月以来の高水準となった。2カ月連続で8業種全てが増加。消費の好調に加えて消費増税前の駆け込み需要で耐久消費財の売り上げが伸びている。

 12月は年間で最も売り上げが伸びる月。昨年12月は、ボーナスの増加や駆け込み需要が追い風となり、ITバブル期だった2000年12月の14兆円台の売り上げに迫る水準となった。

 特に伸びたのが自動車小売業で14.2%増、2カ月連続で2桁の増加となった。新車販売の好調や駆け込み需要がけん引。家電販売も、エアコン、冷蔵庫、洗濯機、パソコンが好調。こちらも駆け込み需要とみられる。

 このほか、石油製品価格が値上がりしている燃料小売業、野菜の相場高が寄与している飲食料品小売業も伸びた。衣服・身の回り品小売業は気温の低下により冬物衣料が売り上げを伸ばした。

 業態別にみると、百貨店は2カ月連続で前年比増加。高額品の好調が続くほか、冬物衣料も伸びた。スーパーは8カ月連続の増加。食料品がけん引している。スーパーも10カ月連続増加。ファーストフードや弁当などが伸びている。

 2013年年間の小売業販売額は、138兆9080億円で、前年比1.0%増加した。自動車小売業と機械器具小売業は減少となったが、そのほかの業種は増加した。飲食料品は7年連続で増加した。小売業向けの納入が増えているほか、野菜価格高や新規出店増加が寄与している。衣服・身の回り品小売業も4年連続で増加、燃料小売業は石油製品価格上昇で4年連続の増加となっている。

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