運用期間が3年以上の追加型株式投資信託3,862本について、純資産額10億円以上のファンドを対象に、3年前に1万円を投資した場合の2017年5月末時点の価値を、「1万円の投資成果」としてランク付けしました。上位には国内株式型や国際株式型などのファンドが入りました。

 2017年5月の米国株式市場は、ダウ工業株30種平均(以下、NYダウ)が0.33%上昇しました。前半は、企業決算が支援材料となったものの、トランプ米大統領によるFBI(米連邦捜査局)長官解任などが重しとなり、小幅高となりました。後半も小幅高となりました。トランプ米大統領によるロシアへの機密情報漏洩疑惑などを受けて、NYダウは17日に今年最大の下げを記録しました。その後、5月2-3日に開催されたFOMC(米連邦公開市場委員会)の議事録公表を受けて、再投資政策の見直しに関して金融市場への影響を軽減させる方法が議論されていたことが好感され、切り返しました。外国為替市場では、米国の6月利上げ観測の高まりを受けて中旬に1ドル=114円台前半まで円安が進みましたが、その後、米政権運営に対する警戒感からリスク回避の円買い・米ドル売りの動きが強まり、月間では円高・ドル安となりました。TOPIX(東証株価指数)は、2.39%上昇しました。
 ランキング3位の「DIAM 新興市場日本株ファンド」は、国内新興市場(JASDAQ市場・マザーズ等)で取引される株式を主要投資対象とするアクティブファンドです。2017年5月末時点の業種別構成比率の上位は、サービス36.63%、情報・通信30.79%、医薬品7.32%などとなっています。6位の「野村 新中国株投資」は、中国A株を含む中国の株式を主要投資対象とするアクティブファンドです。2017年5月末時点の業種別構成比率の上位は、金融30.0%、情報技術30.0%、電気通信サービス8.3%などとなっています。10位の「ジャパニーズ・ドリーム・オープン」は、国内の中小型株式や新興市場(JASDAQ市場・マザーズ等)株式を主要投資対象とするアクティブファンドです。2017年5月末時点の業種別構成比率の上位は、サービス26.5%、小売13.0%、情報・通信10.1%などとなっています。

◎1万円の投資成果上位(モーニングスター調べ)

順位 ファンド名 会社名略称 総合レーティング 1万円投資成果
1 日興UBS 中国A株ファンド UBS ★★★★★ 29,401
2 JPM ジャパン・テクノロジー・ファンド JPモルガン ★★★★ 28,242
3 DIAM 新興市場日本株ファンド アセマネOne ★★★★ 23,435
4 中小型成長株ファンド-ネクストジャパン- SBIアセット ★★★★★ 22,763
5 新成長株ファンド 明治安田 ★★★★★ 22,698
6 野村 新中国株投資 野村 ★★★★ 22,420
7 SBI 中小型割安成長株F ジェイリバイブ SBIアセット ★★★★★ 21,892
8 日興フォルティス 中国A株ファンド BNPパリバ ★★★ 21,692
9 J-Stockアクティブ・オープン 大和住銀 ★★★★★ 21,445
10 ジャパニーズ・ドリーム・オープン 三菱UFJ国際 ★★★★ 21,019
(注)評価欄の★はモーニングスターの総合評価。★の数が多いほど評価が高く、最高は5つ。
1万円の投資成果とは、3年前に1万円を投資した場合、直近月末時点でいくらになっているかを表す。
純資産額10億円以上が対象。

(モーニングスター社)