モーニングスターがレーティング(格付け)付与対象としている追加型株式投資信託4,060本のうち、2018年5月末を基準として、レーティングが前月より上昇したファンドについて、格付けが高く純資産額が多いものをランク付けしました。上位では国際債券型、バランス型、国際株式型などが目立ちました。

 2018年5月の米国株式市場では、NYダウが前月末比1.05%と続伸しました。前半は米4月雇用統計を受けて、FRB(米連邦準備制度理事会)が利上げを急がないとの見方が広がり、買い安心感が広がりました。後半は米朝首脳会談開催を巡る不透明感や米トランプ政権が鉄鋼・アルミニウム関税を発動すると発表したことから下落したものの、月間ではプラスを維持しました。外国為替市場では、後半にかけて、イタリアの政局不安や貿易問題を巡る懸念などから安全資産とされる円買いが優勢となり、30日には1ドル=108円台前半まで円高・米ドル安が進みました。TOPIX(東証株価指数)は為替相場での円高進行が日本企業の業績を直撃するとの懸念が広がり1.68%下落しました。
 今回新たにレーティングが最高位の5ツ星となったファンドは39本です。純資産額2位の「ピムコ・ストラテジック・インカム(H有/3カ月)」は、米ドル建ての債券及び債券関連派生商品等を主要投資対象とします。2018年5月末時点の種別構成比率は米国政府関連債31.7%、米国非政府系モーゲージ証券22.6%、証券化商品(除く住宅ローン担保証券)12.4%などとなっています。第5位の「三菱UFJ/AMP Gインフラ債券F<H無>(毎月)」は、世界のインフラ関連企業が発行する米ドル建ての債券を主要投資対象とします。2018年5月末時点の業種別構成比率は公益39.41%、通信34.15%、エネルギー16.07%などとなっています。第10位の「三菱UFJ 日本国債ファンド(毎月決算型)」は、残存期間20年程度までの国債を主要投資対象とします。2018年5月末時点の最終利回りは0.13%となっています。

◎モーニングスターレーティングが上昇したファンド(モーニングスター調べ)

順位 ファンド名 投信会社名 小分類名 レーティング 純資産額
(百万円)
1 ダイワ 日本株・バリュー発掘F・H(ダイワSMA) 大和 マーケット・ニュートラル ★★★★★ 44,266
2 ピムコ・ストラテジック・インカム(H有/3カ月) 三井住友 国際債券・グローバル・含む日本(F) ★★★★★ 37,980
3 大和住銀 DC外国株式ファンド 大和住銀 国際株式・グローバル・除く日本(F) ★★★★★ 32,833
4 日立 外国株式インデックスファンド 日立 MSCIコクサイ(円ベース)連動型 ★★★★★ 26,382
5 三菱UFJ/AMP Gインフラ債券F<H無>(毎月) 三菱UFJ国際 国際債券・グローバル・除く日本(F) ★★★★★ 23,736
6 マイストーリー・株75(確定拠出年金) 野村 バランス ★★★★★ 21,963
7 上場インデックスファンド日本高配当 日興 成長 ★★★★★ 19,104
8 マイストーリー・株50(確定拠出年金) 野村 安定成長 ★★★★★ 19,049
9 GS・世界債券オープンA(野村SMA向け) ゴールドマン 国際債券・グローバル・含む日本(F) ★★★★★ 18,320
10 三菱UFJ 日本国債ファンド(毎月決算型) 三菱UFJ国際 国内債券・中長期債 ★★★★★ 15,299
(注)単位は百万円。純資産額10億円以上に限定。

(モーニングスター社)