モーニングスターがレーティング(格付け)付与対象としている追加型株式投資信託4,073本のうち、2018年6月末を基準として、レーティングが前月より上昇したファンドについて、格付けが高く純資産額が多いものをランク付けしました。上位では国際株式型、バランス型、国際債券型などが目立ちました。

 2018年6月の米国株式市場では、NYダウが前月末比▲0.59%と下落しました。前半は5月の米雇用統計などの経済指標が総じて強い結果となったことが好感され上昇しました。後半はトランプ米政権による中国製品への関税発表、中国による報復表明などが重しとなり下落しました。外国為替市場では、米中貿易摩擦への懸念が再燃したことから円高・ドル安が進む場面があったものの、パウエル米連邦準備制度理事会(FRB)議長の緩やかな利上げの継続が適切だとの発言などから、30日には1ドル=110円台まで円安・ドル高が進みました。TOPIX(東証株価指数)は米中貿易摩擦への懸念などから▲0.95%下落しました。
 今回新たにレーティングが最高位の5ツ星となったファンドは43本です。純資産額1位の「高成長インド・中型株式ファンド」は、インドの中型株式を実質的な主要投資対象とします。2018年6月末時点の業種別構成比率は素材12.0%、銀行9.9%、資本財9.6%などとなっています。第3位の「東京海上・円資産バランスファンド(年1回)」は、国内の債券・株式・REITに分散投資を行います。2018年6月末時点の資産別構成比率は債券70.1%、株式14.7%、REIT15.1%などとなっています。第8位の「先進国投資適格債券ファンド(H有)」は、日本を除く先進国の公社債に分散投資を行います。2018年6月末時点の地域別組入比率は米国74.1%、イギリス6.2%、スイス3.0%などとなっています。

◎モーニングスターレーティングが上昇したファンド(モーニングスター調べ)

順位 ファンド名 投信会社名 小分類名 レーティング 純資産額
(百万円)
1 高成長インド・中型株式ファンド 三井住友 国際株式・インド(F) ★★★★★ 126,967
2 netWIN GS・インターネット戦略ファンドA ゴールドマン 国際株式・北米(H) ★★★★★ 79,103
3 東京海上・円資産バランスファンド(年1回) 東京海上 安定 ★★★★★ 72,620
4 インデックスコレクション(バランス株式30) 三井住友TAM 安定成長 ★★★★★ 46,746
5 野村 豪ドル債オープン・プレミアム毎月 野村 国際債券・オセアニア(F) ★★★★★ 39,019
6 三菱UFJ DC海外株式インデックスファンド 三菱UFJ国際 MSCIコクサイ(円ベース)連動型 ★★★★★ 28,622
7 フィデリティ・USハイ・イールドF(資産成長) フィデリティ 国際債券・ハイイールド債(F) ★★★★★ 26,892
8 先進国投資適格債券ファンド(H有) アセマネOne 国際債券・北米(H) ★★★★★ 19,094
9 PIMCOインカム戦略ファンド<米ドル>(毎月) 三菱UFJ国際 国際債券・北米(F) ★★★★★ 13,196
10 日本好配当利回り株(3カ月決算型) 三菱UFJ国際 国内大型バリュー ★★★★★ 12,358
(注)単位は百万円。純資産額10億円以上に限定。

(モーニングスター社)