モーニングスターが評価対象とする国内公募追加型株式投資信託を、ブル・ベア型を除く68カテゴリーに分類して6月29日の基準価額を起点に7月30日までの単純平均リターンを計算し、ランキングを作成しました。

 同期間、米国株式市場のダウ工業株30種平均(以下、NYダウ)は4.27%上昇しました。前半は、米中双方の輸入に対する関税が発動されたことで、悪材料出尽くし感が広がり上昇しました。後半は、パウエルFRB(連邦準備制度理事会)議長が議会証言で、景気への自信を示したことなどを好感して上昇しました。外国為替市場では、米国株式市場でナスダック総合指数が史上最高値を更新するなどの堅調な動きから、1ドル=113円台まで円安・ドル高が進んだものの、日銀が金融緩和政策を修正するとの観測報道を受けて円が買われる場面もあり、30日には1ドル=111円台となりました。TOPIX(東証株価指数)は、米国株高や良好な経済指標などを受けた円安・ドル高などを好感し、2.15%上昇しました。
 こうした相場環境の中、68カテゴリー中54カテゴリーでリターンがプラスとなりました。同期間、ランキング上位では国際株式型が目立ち、14.07%で1位となった「国際株式・ブラジル(為替ヘッジなし)」から、3.91%で10位の「国際株式・欧州(為替ヘッジあり)」までの全てを国際株式型が占めました。一方で、ランキング下位では、▲0.78%で2位となった「国際REIT・グローバル・除く日本(為替ヘッジあり)」や、▲0.24%で6位の「国内REIT」といった国内外のREITを主要投資対象とするファンドが10本中4本を占めました。

◎カテゴリー平均リターン(モーニングスター調べ)

順位 ベスト ワースト
カテゴリー名 リターン(%) カテゴリー名 リターン(%)
1 国際株式・ブラジル(F) 14.07 コモディティ -1.22
2 国際株式・インド(F) 6.18 国際REIT・グローバル・除く日本(H) -0.78
3 国際株式・エマージング・単一国(H) 4.88 国内債券・中長期債 -0.64
4 国際株式・欧州(F) 4.72 国際REIT・グローバル・含む日本(H) -0.50
5 国際株式・ロシア(F) 4.69 国内小型グロース -0.39
6 国際株式・エマージング・複数国(F) 4.53 国内REIT -0.24
7 国際株式・グローバル・除く日本(F) 4.12 国際債券・オセアニア(H) -0.18
8 国際株式・グローバル・含む日本(F) 3.93 国際債券・物価連動債(H) -0.18
9 国際株式・北米(F) 3.91 国際REIT・特定地域(H) -0.17
10 国際株式・欧州(H) 3.91 国際債券・グローバル・除く日本(H) -0.07
(注)モーニングスターのカテゴリーのうち、ブル・ベア型を除く68カテゴリーの単純平均リターンを集計
(注)データ基準日は2018年7月30日、前月比較日は2018年6月29日
(注)カテゴリー名のうち、(F)は為替ヘッジなし、(H)は為替ヘッジあり

(モーニングスター社)