モーニングスターが評価対象としている追加型株式投資信託5,348本について、8月20日までの過去1カ月間の純資産額の増減を調べ、ランク付けしました。増加額上位には国際株式型、バランス型などが入りました。上位10位には期間中の新設ファンドが2本入りました。

 米国株式市場のダウ工業株30種平均は2018年7月20日終値から2018年8月20日終値で2.80%上昇しました。前半は、貿易摩擦懸念が和らいだことや米企業の好決算の発表が相次いだことを受け上昇しました。後半は、米中首脳会談が11月にも開催される可能性があるとの報道を受けて米中貿易協議の再開期待が高まり上昇し、8月20日の終値は2万5,758.69ドルとなりました。外国為替市場では、日銀金融政策決定会合で、緩和の長期化を示す金融政策の指針が導入されたことで、円安に振れる場面もみられましたが、トルコリラの急落や新興国市場の混乱などを背景に円高が進行し、概ね1ドル=110~111円台で推移しました。
 純資産額増加ランキング6位の「次世代通信関連 世界株式戦略ファンド」は、世界の株式の中から、通信技術の発展によって業績面で恩恵を受けることが期待される企業の株式に投資します。2018年7月末時点の国別構成比率の上位は米国56.20%、中国11.78%、台湾7.52%などとなっています。7位の「AB・米国成長株投信Dコース(H無) 予想分配金」は、主として成長の可能性が高いと判断される米国株式に投資します。2018年7月末時点の業種別組入比率の上位は、情報技術35.1%、ヘルスケア17.7%、一般消費財・サービス16.3%などとなっています。10位の「東京海上・円資産バランスファンド(毎月)」は、信託財産の着実な成長と安定した収益の確保を目指し、国内の複数の資産(債券、株式、REIT)に分散投資します。2018年7月末時点の資産組入比率上位は、国内債券69.9%、国内REIT15.0%、国内株式14.9%などとなっています。

◎純資産残高の月間増加額上位(モーニングスター調べ)

順位 ファンド名 投信会社名 純資産額 純資産増加額
1 G・ハイクオリティ成長株式F(年2回) (H無) アセマネOne 80,768 80,768
2 ブル3倍日本株ポートフォリオV 大和 54,948 44,044
3 フューチャー・バイオテック 三井住友 99,171 42,725
4 野村 日本最高益更新企業ファンド 野村 25,538 25,538
5 netWIN GS・インターネット戦略ファンドB ゴールドマン 182,671 20,148
6 次世代通信関連 世界株式戦略ファンド 三井住友TAM 189,850 16,916
7 AB・米国成長株投信Dコース(H無) 予想分配金 アライアンス 202,749 16,566
8 AB・米国成長株投信Cコース(H有) 予想分配金 アライアンス 121,746 14,479
9 ワールド・フィンテック革命ファンド(H無) 大和 58,926 12,683
10 東京海上・円資産バランスファンド(毎月) 東京海上 426,778 11,555
(注)単位は百万円。

(モーニングスター社)