モーニングスターがレーティング(格付け)付与対象としている追加型株式投資信託4,064本のうち、2018年7月末を基準として、レーティングが前月より上昇したファンドについて、格付けが高く純資産額が多いものをランク付けしました。上位では国内株式型と国際株式型が目立ちました。

 2018年7月の米国株式市場では、NYダウが前月末比4.71%上昇しました。前半は米中双方の輸入に対する関税が発動されたことで、悪材料出尽くし感が広がり上昇しました。後半は2018年4-6月期決算発表が本格化し、好決算を発表した米企業が相次いだことなどから上昇しました。外国為替市場では、米6月生産者物価指数が予想を上回る上昇であったことなどを受け、一時1ドル=113円台まで円安が進行しましたが、日銀が金融緩和政策を修正するとの観測報道を受けて、金利が上昇したことから円高が進行し、後半は、概ね1ドル=111円台で推移しました。TOPIX(東証株価指数)は米国株高や円安などを好感し、1.29%の上昇となりました。
 今回新たにレーティングが最高位の5ツ星となったファンドは30本。純資産額2位の「日本好配当株投信」は、国内株式を主要投資対象とし、配当利回りに着目した投資を行います。2018年7月末現在の業種別構成比率は輸送用機器11.9%、銀行10.2%、電気機器9.2%などとなっています。第3位の「MSグローバル・プレミアム株式(H無)」は、高いブランド力を有し、持続的にフリー・キャッシュフローを増大させることが期待される世界各国の株式に投資を行います。2018年7月末時点の地域別構成比率は米国56.9%、英国24.7%、フランス6.9%などとなっています。第4位の「スパークス・M&S・ジャパン・ファンド」は、国内中小型株式を主要投資対象とします。2018年7月末時点の業種別構成比率は機械16.5%、情報・通信11.8%、サービス9.7%などとなっています。

◎モーニングスターレーティングが上昇したファンド(モーニングスター調べ)

順位 ファンド名 投信会社名 小分類名 レーティング 純資産額
(百万円)
1 (ダイワFW)日本株式セレクト 大和 国内大型ブレンド ★★★★★ 332,624
2 日本好配当株投信 野村 国内大型バリュー ★★★★★ 33,416
3 MSグローバル・プレミアム株式(H無) 三菱UFJ国際 国際株式・グローバル・除く日本(F) ★★★★★ 28,623
4 スパークス・M&S・ジャパン・ファンド スパークス 国内小型ブレンド ★★★★★ 28,044
5 日立 外国株式インデックスファンド 日立 MSCIコクサイ(円ベース)連動型 ★★★★★ 28,039
6 PIMCOインカム戦略ファンド<通貨>(毎月) 三菱UFJ国際 国際債券・北米(F) ★★★★★ 27,009
7 上場インデックスファンド日本高配当 日興 成長 ★★★★★ 19,089
8 野村 ジャパンドリーム(野村SMA・EW) 野村 国内小型グロース ★★★★★ 16,014
9 日興JPM 環太平洋ディスカバリー・ファンド JPモルガン 国際株式・グローバル・含む日本(F) ★★★★★ 12,408
10 T.ロウ・プライスUSインカムファンド 大和住銀 国際債券・北米(F) ★★★★★ 7,878
(注)単位は百万円。純資産額10億円以上に限定。

(モーニングスター社)