モーニングスターがレーティング(格付け)付与対象としている追加型株式投資信託4,038本について、9月3日までの過去1カ月間の基準価額の上昇率をランキングしました。上位には国際株式型やバランス型などが並びました。

 米国株式市場のダウ工業株30種平均は2018年8月3日終値から8月31日(9月3日はレイバー・デーで休場)終値で1.97%上昇しました。前半は、米中貿易協議再開への期待感から上昇しました。後半も、トランプ米大統領がNAFTA(北米自由貿易協定)の再交渉において、メキシコとの2国間で大筋合意に達したとの報道が好感され上昇しました。外国為替市場では、前半は、トルコリラの急落を受けて、相対的に低リスクとされる円に買いが入り円高が進みました。後半は、トランプ米大統領の批判にもかかわらず、FRB(米連邦準備制度理事会)が利上げを続けるとの見方が広がり円安が進行しました。
 基準価額の上昇率ランキングで2位の「明治安田 米国中小型成長株式ファンド」は、高い利益成長が期待される米国中小型株式を主要投資対象とします。2018年7月末時点の業種別組入比率の上位は、ソフトウェア・サービス18.54%、資本財16.16%、医薬品・バイオテクノロジー・ライフサイエンス10.74%などとなっています。4位の「DIAM ベトナム株式ファンド」は、ベトナム経済の発展に伴い、今後の成長が期待できるベトナム株式を主要投資対象とします。2018年7月末時点の業種別組入比率の上位は、銀行17.43%、食品・飲料・タバコ16.18%、運輸11.12%などとなっています。10位の「JPM グローバル医療関連株式ファンド」は、医薬品、バイオテクノロジー、ヘルスケア・サービス、医療技術およびライフサイエンスにかかる業務を行う世界の医療関連企業の株式を主要投資対象とします。2018年7月末時点の国別構成比率の上位は米国76.6%、スイス7.9%、英国5.1%などとなっています。

◎基準価額の月間上昇率上位(モーニングスター調べ)

順位 ファンド名 投信会社名 評価 上昇率(%)
1 ファンド・コロワイド(DC年金) アセットマネジメントOne ★★★★ 11.36
2 明治安田 米国中小型成長株式ファンド 明治安田アセット ★★★★ 6.77
3 モルガン・スタンレー新興4カ国不動産関連F 大和投信 ★★★ 6.14
4 DIAM ベトナム株式ファンド アセットマネジメントOne ★★★★ 5.39
5 東京海上・米国新興成長株式ファンド 東京海上アセット ★★★★ 5.24
6 BR 米国小型成長株式オープンB(H有) ブラックロックジャパン ★★★ 5.23
7 アメリカン・ドリーム・ファンド 新生インベストメント ★★★ 4.99
8 アメリカン・ニュー・ステージ・オープン 三菱UFJ国際投信 ★★★ 4.80
9 BR 米国小型成長株式オープンA(H無) ブラックロックジャパン ★★★ 4.64
10 JPM グローバル医療関連株式ファンド JPモルガン・アセット ★★★ 4.34
モーニングスター調べ。評価は★の数が多いほど高く、最高は5つ。上昇率に分配金は考慮していない。

(モーニングスター社)