運用期間が3年以上の追加型株式投資信託4,252本について、純資産額10億円以上のファンドを対象に、3年前に1万円を投資した場合の2018年12月末時点の価値を、「1万円の投資成果」としてランク付けしました。上位には国内株式型や国際株式型のファンドが入りました。

 2018年12月の米国株式市場では、NYダウが前月末比▲8.66%下落しました。前半は、米国の要請により、中国通信機器最大手の幹部がカナダ当局に逮捕され、米中関係悪化が懸念されたことなどから下落しました。後半も、FRB(米連邦準備制度理事会)がバランスシート縮小を継続する方針を示したことや、ムニューシン米財務長官が市場急落阻止チームを招集するなど政治動向に不安が広がったことで下落しました。外国為替市場では、米長期金利の低下を受けたドル売りに加え、米政府機関閉鎖への警戒、株価の大幅下落を背景に、逃避通貨とされる円を買う動きが広がり、一時110円台前半と4カ月ぶりのドル安・円高水準となりました。TOPIX(東証株価指数)は、米国株の急落や、円高進行などを受け、前月末比▲10.40%下落しました。
 4位の「東京海上・ジャパン・オーナーズ株式オープン」は、経営者が実質的に主要な株主である企業の中から、成長性・収益性と比べて割安と考えられる国内企業に投資を行います。2018年12月末時点の業種別組入比率の上位は、サービス36.7%、情報・通信19.9%、小売9.6%などとなっています。8位の「ブラデスコブラジル株式オープン」は、主にブラジルの経済成長を支える5つのテーマ(資源・エネルギー、消費・金融、インフラ、農業・食料、製造業)に着目して、ブラジルの株式に投資を行います。2018年11月末時点のテーマ別組入比率は、消費・金融48.8%、資源・エネルギー25.9%、インフラ11.3%などとなっています。9位の「ダイワ・ブラジル株式ファンド」は、主にブラジルの株式に投資を行います。2018年11月末時点の業種別組入比率の上位は、金融34.6%、素材17.9%、エネルギー12.9%などとなっています。

◎1万円の投資成果上位(モーニングスター調べ)

順位 ファンド名 会社名略称 総合レーティング 1万円投資成果
1 日興 グローイング・ベンチャーファンド 日興 ★★★★ 19,873
2 小型株ファンド 明治安田 ★★★ 19,109
3 SBI 小型成長株ファンドジェイクール SBIアセット ★★★★ 18,978
4 東京海上・ジャパン・オーナーズ株式オープン 東京海上 ★★★★★ 18,437
5 ブラジル株式ファンド 日興 ★★★ 17,250
6 ダイワ・ブラジル株式オープン-リオの風- 大和 ★★★ 17,200
7 日興 ブラジル株式ファンド 日興 ★★★★ 17,048
8 ブラデスコブラジル株式オープン 三菱UFJ国際 ★★★ 16,572
9 ダイワ・ブラジル株式ファンド 大和 ★★★★ 16,476
10 SBI 日本小型成長株選抜ファンド SBIアセット ★★★★ 15,931
(注)評価欄の★はモーニングスターの総合評価。★の数が多いほど評価が高く、最高は5つ。
1万円の投資成果とは、3年前に1万円を投資した場合、直近月末時点でいくらになっているかを表す。
純資産額10億円以上が対象。

(モーニングスター社)