モーニングスターがレーティング(格付け)付与対象としている追加型株式投資信託4,154本のうち、2018年12月末を基準として、レーティングが前月より上昇したファンドについて、格付けが高く純資産額が多いものをランク付けしました。上位では国際債券型、バランス型や国際株式型などがランクインしました。

 2018年12月の米国株式市場では、NYダウが前月末比▲8.66%下落しました。前半は、米国の要請により、中国通信機器最大手の幹部がカナダ当局に逮捕され、米中関係悪化が懸念されたことなどから下落しました。後半も、FRB(米連邦準備制度理事会)がバランスシート縮小を継続する方針を示したことや、ムニューシン米財務長官が市場急落阻止チームを招集するなど政治動向に不安が広がったことで下落しました。外国為替市場では、米長期金利の低下を受けたドル売りに加え、米政府機関閉鎖への警戒、株価の大幅下落を背景に、逃避通貨とされる円を買う動きが広がり、一時110円台前半と4カ月ぶりのドル安・円高水準となりました。TOPIX(東証株価指数)は、米国株の急落や、円高進行などを受け、前月末比▲10.40%下落しました。
 今回新たにレーティングが最高位の5ツ星となったファンドは33本です。純資産額第2位の「高成長インド・中型株式ファンド」は、主にインドの中型株式に投資を行います。2018年12月末時点の業種別組入比率上位は素材11.7%、銀行10.8%、資本財10.2%などとなっています。第5位の「世界の財産3分法(不動産・債券・株式)毎月」は、主に国内外の不動産、債券および株式に約1/6ずつ分散して投資を行います。2018年12月末時点の資産別組入比率上位は国内REIT16.6%、国内債券16.5%、外国債券16.4%などとなっています。第7位の「フロンティア・ワールド・インカム・ファンド」は、主に新興国の政府または政府機関などが発行する債券に投資を行います。2019年1月15日現在の公社債地域別組入比率上位は中南米34.1%、中東・アフリカ33.3%、極東・その他アジア15.5%などとなっています。

◎モーニングスターレーティングが上昇したファンド(モーニングスター調べ)

順位 ファンド名 投信会社名 小分類名 レーティング 純資産額
(百万円)
1 さわかみファンド さわかみ 国内大型ブレンド ★★★★★ 277,436
2 高成長インド・中型株式ファンド 三井住友 国際株式・インド(F) ★★★★★ 116,642
3 三菱UFJ ヘッジ付外国債券オープン 三菱UFJ国際 国際債券・グローバル・除く日本(H) ★★★★★ 69,471
4 SMAM 日経225上場投信 三井住友 日経225連動型 ★★★★★ 56,391
5 世界の財産3分法(不動産・債券・株式)毎月 日興 バランス ★★★★★ 30,434
6 ノムラ 日米REITファンド(毎月分配型) 野村 国際REIT・グローバル・含む日本(F) ★★★★★ 30,180
7 フロンティア・ワールド・インカム・ファンド アセマネOne 国際債券・エマージング・複数国(F) ★★★★★ 30,116
8 世界インフラ関連好配当株式(米ドル) 三井住友TAM 国際株式・グローバル・含む日本(F) ★★★★★ 26,008
9 PIMCOインカム戦略ファンド<通貨>(毎月) 三菱UFJ国際 国際債券・北米(F) ★★★★★ 24,812
10 しんきん 世界アロケーションファンド しんきん 安定 ★★★★★ 23,600
(注)単位は百万円。純資産額10億円以上に限定。

(モーニングスター社)