モーニングスターがレーティング(格付け)付与対象としている追加型株式投資信託4,176本のうち、1月末を基準として、レーティングが前月より上昇したファンドについて、格付けが高く純資産額が多いものをランク付けしました。上位ではバランス型や国際株式型などがランクインしました。

 2019年1月の米国株式市場では、NYダウが前月末比7.17%上昇しました。前半は、12月の米雇用統計で非農業部門の雇用者数が予想を大きく上振れしたことなどを受けて上昇しました。後半も、FRB(米連邦準備制度理事会)が資産縮小の見直しを検討すると報道されたことなどを背景に上昇しました。外国為替市場では、米IT大手企業の第1四半期の売上高見通しが下方修正されたことなどから安全資産とされる円が買われ、円高・ドル安が進行しました。TOPIX(東証株価指数)は、米国株が大きく上昇したことが波及して、前月末比4.91%上昇しました。
 今回新たにレーティングが最高位の5ツ星となったファンドは38本です。純資産額第2位の「JPM ベスト・インカム(毎月決算型)」は、世界の債券、株式、REIT(不動産投資信託)などを主要投資対象とし、高いインカム収益および値上がり益が期待できるアセットクラスに分散投資します。2019年1月末時点の資産別組入比率上位は米国ハイ・イールド債券25.3%、先進国株式14.5%、政府系証券化商品8.7%などとなっています。第7位の「パン・パシフィック外国債券オープン」は、主に米国、カナダ、オーストラリア、ニュージーランドの4カ国の債券に投資を行います。2019年1月末時点の債券の種類別組入比率上位は地方債41.4%、国債29.0%、国際機関債19.7%などとなっています。第10位の「フィデリティ・欧州株・ファンド」は、主に英国および欧州大陸の取引所に上場されている株式に投資を行います。2018年12月末時点の業種別組入比率上位はソフトウェア・サービス16.9%、商業・サービス14.4%、資本財12.1%などとなっています。

◎モーニングスターレーティングが上昇したファンド(モーニングスター調べ)

順位 ファンド名 投信会社名 小分類名 レーティング 純資産額
(百万円)
1 One ETF 日経225 アセマネOne 日経225連動型 ★★★★★ 307,995
2 JPM ベスト・インカム(毎月決算型) JPモルガン 安定成長 ★★★★★ 222,371
3 日本株アルファ・カルテット(毎月分配型) 大和住銀 国内大型ブレンド ★★★★★ 142,283
4 JPM ベスト・インカム(年1回決算型) JPモルガン 安定成長 ★★★★★ 86,930
5 (NEXT FUNDS)野村日本株高配当70連動型ETF 野村 国内大型バリュー ★★★★★ 86,259
6 DLIBJ 公社債オープン(中期コース) アセマネOne 国内債券・中長期債 ★★★★★ 48,406
7 パン・パシフィック外国債券オープン 明治安田 国際債券・グローバル・除く日本(F) ★★★★★ 37,746
8 SMTAM ダウ・ジョーンズインデックスF 三井住友TAM 国際株式・北米(F) ★★★★★ 31,551
9 DCバランスファンド30 三井住友TAM 安定成長 ★★★★★ 17,961
10 フィデリティ・欧州株・ファンド フィデリティ 国際株式・欧州(F) ★★★★★ 17,157
(注)単位は百万円。純資産額10億円以上に限定。

(モーニングスター社)