運用期間が3年以上の追加型株式投資信託4,294本について、純資産額10億円以上のファンドを対象に、3年前に1万円を投資した場合の2019年2月末時点の価値を、「1万円の投資成果」としてランク付けしました。上位には国内株式型や国際株式型のファンドが入りました。

 2019年2月の米国株式市場では、NYダウが前月末比3.67%上昇しました。前半は、米政府機関の再閉鎖が回避されるとの見方や、米中貿易協議が進展するとの期待感などから投資家心理が改善し上昇しました。後半も、米中貿易協議の進展に対する期待から、中国事業比率の高い航空機関連や主要ハイテク株などに買いが入り、一時約3カ月半ぶりに26,000ドル台を回復しました。外国為替市場では、日銀の黒田総裁が円高局面での追加緩和を示唆したことなどから円安・ドル高が進行しました。TOPIX(東証株価指数)は、円安進行や中国本土株の上昇などが好感され、前月末比2.56%上昇しました。
 1位の「日興 グローイング・ベンチャーファンド」は、主に企業の発展、成長が最も期待できる株式公開後5年以内の国内高成長新興企業に投資を行います。2019年2月末時点の市場別組入比率の上位は、一部上場64.8%、マザーズ27.9%、二部上場4.4%などとなっています。6位の「ダイワ・ブラジル株式オープン-リオの風-」は、主にブラジルの株式に投資を行います。2019年1月末時点の業種別組入比率の上位は、金融36.2%、一般消費財・サービス21.3%、資本財・サービス11.6%などとなっています。10位の「UBS 中国A株ファンド(年1回決算型)」は、主に中国A株の中から、リーディング企業やリーディング企業に成長する可能性の高い企業の株式に投資を行います。2019年1月末時点の業種別組入比率の上位は、ヘルスケア21.6%、一般消費財・サービス20.0%、銀行19.9%などとなっています。

◎1万円の投資成果上位(モーニングスター調べ)

順位 ファンド名 会社名略称 総合レーティング 1万円投資成果
1 日興 グローイング・ベンチャーファンド 日興 ★★★★ 25,250
2 小型株ファンド 明治安田 ★★★ 24,373
3 SBI 小型成長株ファンドジェイクール SBIアセット ★★★ 24,192
4 ブラジル株式ファンド 日興 ★★★ 23,473
5 東京海上・ジャパン・オーナーズ株式オープン 東京海上 ★★★★★ 23,138
6 ダイワ・ブラジル株式オープン-リオの風- 大和 ★★★ 22,887
7 日興 ブラジル株式ファンド 日興 ★★★★ 22,435
8 UBS ブラジル・インデックス・ファンド UBS ★★★ 22,398
9 ブラデスコブラジル株式オープン 三菱UFJ国際 ★★★ 22,261
10 UBS 中国A株ファンド(年1回決算型) UBS ★★★★★ 22,250
(注)評価欄の★はモーニングスターの総合評価。★の数が多いほど評価が高く、最高は5つ。
1万円の投資成果とは、3年前に1万円を投資した場合、直近月末時点でいくらになっているかを表す。
純資産額10億円以上が対象。

(モーニングスター社)