モーニングスターがレーティング付与対象としている追加型株式投資信託1,975本について、2012年11月5日までの過去1カ月間の基準価額の上昇率を調べました。
同期間、ニューヨーク市場のダウ工業株30種平均は3.66%下落しました。米企業の四半期決算で業績見通しの引き下げが相次いだほか、ハリケーン「サンディ」による米経済への影響が懸念されたことや、米大統領選を前に手控え感が浮上したことも下押し要因となりました。外国為替市場では、日銀の追加金融緩和観測が強まったことから、円安・ドル高基調となりました。
こうした中、基準価額の上昇率上位には、中国株に投資するファンドなどが入りました。5位の「JF チャイナ・ファンド」は、主に中国、香港の株式に投資しますが、台湾、韓国、シンガポールにも純資産額の30%までの範囲で投資する場合があります。11月2日時点での業種別構成比率では銀行(20.4%)、エネルギー(15.2%)などが高くなっています。7位の「チャイナ・ロード」は、中国・香港籍の企業の株式から、中長期的に株価上昇が期待できる企業を中心に選別投資します。11月2日時点での市場別投資比率は、香港株が合計で94.1%を占めています。業種別では金融が38.8%と、高い組入比率となっています。8位の「チャイナ・リサーチ・オープン」は、香港を含む中国株に投資し、収益成長率の高い銘柄群を選定します。9月末時点ではほぼ香港にのみ投資し、組入上位業種は銀行(16.9%)、エネルギー(16.8%)、不動産(15.5%)などとなっています。
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◎基準価額の月間上昇率上位(モーニングスター調べ)
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(注)モーニングスター調べ。評価は★の数が多いほど高く、最高は5つ。上昇率に分配金は考慮していない。単位・%。
(モーニングスター社)