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 日本製鉄(5401)が買われて反発しているほか、JFEホールディングス(5411)、神戸製鋼所(5406)の鉄鋼大手3社がそろって高い。日鉄は午後1時24分現在では前週末比37円(2.3%)高の1680円で取引されており、TOPIX(東証株価指数)業種別指数において鉄鋼業は全33業種中の上昇率トップとなっている。 米中貿易協議進展への期待感から中国景気減速への警戒感がやや後退して、その影響が大きい鉄鋼株には見直し買いが入りやすくなっている。今日については大和証券が10日付で「高炉セクター」の投資判断を中立から強気に引き上げ、上記3銘柄のレーティングもそろって格上げしたことも刺激材料になった。同証券ではそのリポートにおいて「業界環境は決して楽観できない。しかしながら、業界最大手の日本製鉄が構造改革と並行して進める値上げへの取り組みが、高炉各社の将来的に到達可能な利益水準・ROEに対する株式市場の期待値を引き上げる可能性が高いと判断した」などと強調。日本製鉄のレーティングを5段階で中立の「3」から強気の「2」に変更して目標株価を2100円に、神戸鋼が同「4」から「3」として600円、JFEも同「3」から「2」として1800円にそれぞれ修正した。