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 国内製薬大手で抗精神病薬主力の大塚ホールディングス(4578)が急落した。午後1時21分現在、前営業日比648円(13.85%)安の4029円と東証1部の値下がり率首位で推移している。一時は4010円まで下落した。 27日に、アルツハイマー型認知症に伴う行動障害を対象にした新規化合物「AVP-786」の2本目の第3相臨床試験の結果を発表し、嫌気された。主要評価項目と主要な副次的評価項目ともに、統計学的に有意な改善が見られなかったとしている。市場の一部では売上高約2000億円規模との期待もあっただけに、失望売りがかさんだ。メリルリンチ証券が同日付で投資判断を「買い」から「中立」に、目標株価を5300円から4600円に引き下げたほか、三菱UFモルガン・スタンレー証券が投資判断を「オーバーウエート(強気)」から「ニュートラル(中立)」に、目標株価を5200円から4100円に引き下げるなどアナリストサイドから評価を低めに見直す動きが出たことも売りにつながった。