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マルマエは反発、業績下方修正で再度の赤字転落も悪材料出尽くし

2009年4月9日10時49分

 マルマエ(6264・M)は、400円高の6万1200円と変わらずを挟んで5営業日ぶりに小反発している。前日8日に今8月期第2四半期累計・8月通期業績の下方修正を発表、通期業績が期初の黒字転換予想から赤字転落するが悪材料出尽くし感からしっかりしている。同社は、前期も合計2回も業績を下方修正して営業利益、経常利益が赤字転換して、株価は上場来安値5万5100円まで売られた。業績下方修正のうち8月通期業績は、売り上げを期初予想より26億2000万円、営業利益を6億5500万円、経常利益を5億3500万円、純利益を5億9300万円それぞれ引き下げ、純利益は5億円の赤字(前期は700万円の黒字)と大きく落ち込む。太陽電池分野の装置組立事業では、新興国ユーザー向け案件で大型のキャンセルが発生し、液晶分野でもパネルメーカー各社の設備投資計画の縮小、延期が続き、急激な円高による売り上げ減と棚卸資産の減額、さらに固定資産に1億5900万円の減損損失を計上することが赤字転落要因となった。同社は、前日同時に役員報酬・管理職給与の引き上げや余剰人員の配置転換、いっそうのコスト低減などを基本とする経営改善計画の策定も発表した。株価は、2006年12月の新規上場以来、太陽電池関連で高人気化する場面もあったが、相次ぐ業績減額で逆に高人気が裏目に出て、3月25日の年初来安値5万8500円と大きく調整した。1株純資産割れの6万円前後は底値圏との見方が強まったが、業績の回復が確認されるまで25日移動平均線が上値を押さえる小幅モミ合いを想定する。

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