2009年6月15日10時4分
アストマックス(8734・JQ)は、90円安の2万5190円と続落し高値圏でモミ合いとなっている。前週末12日に5月度の月末運用資産残高を発表、増加に転じたが、利益確定売り先行となっている。同社株は、5月28日にも「WTI原油先物ファンド」の商品先物運用の受託を発表し、株価は3割超の急伸を演じており、一方で下値を拾う動きも見られている。同社の5月末の運用資産残高は、証券投資顧問事業でAMCI(商品指数)連動型が、4月の29億2000万円から35億5000万円へ、証券投資顧問事業で債券運用戦略が同じく60億9800万円から67億8500万円へ各増加したことを中心に157億8200万円から171億7700万円へ拡大した。運用収益率も、証券投資顧問事業のアストジェネシスが、4月の0.25%から0.11%へ下がったが、アストマックス・コモディティ・グローバル・マクロは、マイナス3.42%から2.29%へ向上した。5月の商品市況が、世界各国の積極的な金融市場安定化策や景気刺激策の影響により投資資金がドル・円・国債を売って株式市場、商品市場に向かい、WTI原油が25%を超える大幅上昇を演じるなど全面高となったことなどが要因となった。同社は、経済情勢や相場環境に影響を受けるために業績予想は困難として開示していないが、今年5月に発表した前3月期決算が黒字転換し、自己株式取得も加わり、年初来安値水準から底上げし6月2日に年初来高値2万6400円を買われた後、モミ合いとなっている。5日移動平均線が下支えしており、目先の売り一巡後は高値奪回から一段高が期待されよう。