2009年6月30日10時49分
イオンファンタジー(4343)は、53円高の881円と3営業日続伸し、1月28日につけた年初来高値835円を更新している。前日29日に発表した今2月期第1四半期(1Q)決算が、大幅増益で着地したことで今期業績の増益転換を確認したとしてディフェンシブ関連の割安株買いが増勢となっている。同社の1Q業績は、売り上げが前年同期比4%減と落ち込んだものの、経常利益は38%増、純利益は48%増と伸び増益転換した。売り上げは、新規出店を4店舗に絞込み、同業他社との競争が激化している「クレーンゲーム」中心のプライズ部門の品揃えを見直し、大型遊具や体感、キッズメダルを中心としたファミリー部門の再構築へ収益構造改革を進めたことから伸び悩んだ。利益は、既存店売り上げが期初予想通りに91%にとどまりプライズ部門の景品原価の大幅削減や時間外労働の削減など店舗管理レベルの向上や本部販管費の圧縮が寄与して大幅増益につながった。 今期第2四半期(2Q)累計・通期業績は期初予想に変更はなく、通期純利益は19億5000万円(前期比0.7%増)と見込んでいる。株価は、今年3月に前期業績がそれまでの下方修正から上方修正されて減益率を縮小したことをキッカケに年初来安値586円から底上げ、今期の増益転換予想で上げ幅を拡大して250円高した。なおPER7倍台、PBR1倍台割れの修正高を続けよう。