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サイボウズは業績伸び悩み・減配予想で利益確定売り先行し急反落

2010年3月17日10時4分

 サイボウズ(4776)は、4750円安の3万6200円と5営業日ぶりに急反落している。前日16日に1月期決算を発表、前期は今年3月の上方修正通りに純益増益転換率を拡大して着地し増配したが、今期は業績伸び悩み・減配を予想したが響き利益確定売りが先行している。同社の前期業績は、売り上げが前々期より29%、経常利益が42%各減少したが、純利益は71%の大幅増益に転換した。一部子会社の業績不調や子会社のたな卸資産評価損が業績を圧迫したが、かんたんシリーズとガルーンシリーズの既存売り上げが堅調に推移、グループ再編コストの減少、開発計画見直し、一部業務内製化などのコスト削減でカバー、純利益は関係会社株式売却益や事業譲渡益が投資有価証券評価損、関係会社株式売却損を上回り大幅増益転換した。今期業績は、子会社売却で売り上げが前期よりさらに20%減少し、スマートフォン対応や海外展開を加速することから経常利益が5億3000万円(前期比23%増)と増益転換するが、純利益は特別利益一巡で2億4000万円(同15%減)と減益転換を見込んでいる。配当は、前期に103円(前々期実績43円)と大幅増配したが、今期も63円と予想している。株価は、昨年9月に下方修正した前期業績を一転して上方修正、期末配当も大幅に増配したことがサプライズとなり窓を開けて4万2000円まで25%高、半値押し水準でもみ合っていた。下値再確認が続こう。

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