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 [17日 ロイター] - <中国・香港市場>中国株式市場は反落。大引け直前の30分で大きく下げ、金融業界にメスを入れる政府の汚職摘発の加速によって簡単に悪化する投資家心理のもろさを浮き彫りにした。

 ほぼ全面安の展開。唯一の好材料は、中国のソフトウエアメーカー、ビッグデータ会社、インターネットセキュリティー銘柄の上昇。習近平国家主席の来週の訪米でサイバーセキュリティー問題をめぐる米中の対立にスポットライトが当たると投資家は踏んでいる。これをきっかけに関連企業が材料視され、投資の好機が生まれるとみられている。

 香港株式市場は高安まちまち。ハンセン指数<.HSI>は、中国本土市場の引け間際の急反落に追随、中盤までの1%の上昇分を削り反落。ハンセン中国企業株指数(H株指数)<.HSCE>は59.46ポイント(0.60%)高の9964.17と、プラス圏内にとどまった。米連邦公開市場委員会(FOMC)での利上げ判断の発表を控え、様子見ムードだった。

 上昇したセクターはエネルギー株<.HSCIE>、工業株<.HSCIIG>、金融株<.HSCIF>などの景気敏感株。反面、公益事業株<.HSCIU>、ハイテク株<.HSCIIT>、通信株<.HSCIT>などが下落した。

 <東南アジア市場>米連邦公開市場委員会(FOMC)を前に世界各国の株価の値動きに追随する形で大半が上昇した。中でもジャカルタ市場では、インドネシア中央銀行が政策金利据え置きを発表したことを受け、上げ幅が約3週間ぶりの大きさとなった。

 バンコクでは、銀行株が2日続けて値上がりし、SET指数<.SETB>は0.57%高。

 クアラルンプール総合株価指数<.KLSE>は2.09%高の1681.54で取引を終え、終値は8月7日以来の高値となった。

 シンガポールとマニラの両市場では、過去数日間で上げ幅を広げる展開。

 <ソウル市場>ほぼ横ばいで取引を終えた。寄り付きは小幅高で始まったものの、中盤までに上昇分を削った。投資家は米連邦公開市場委員会(FOMC)の利上げ判断を目前に控え様子見姿勢をとっている。

 *内容を追加しました