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 [28日 ロイター] - <ロンドン株式市場> 続伸して取引を終えた。米国とメキシコが北米自由貿易協定(NAFTA)再交渉の2国間協議で合意したことでリスク志向が高まった。

 前日はバンクホリデーのため休場だった。

 金融と生活必需品、鉱業銘柄がFTSEの最大の押し上げ要因だった。

 リオ・ティント<RIO.L>とグレンコア<GLEN.L>、BHPビリトン<BLT.L>、アングロ・アメリカン<AAL.L>は1.3%から3.3%上昇した。

 通商政策の動向への不安が一時的に払拭されたことで、新興国市場へのエクスポージャーがある銘柄も値を上げた。南アフリカにエクスポージャーがある運用会社、インベステック<INVP.L>と保険のオールド・ミューチュアル<OMU.L>は5.3%と3.7%それぞれ値を上げた。

 ロンドン株式市場:[.LJP]

 <欧州株式市場> ほぼ横ばいで取引を終えた。取引時間中は約2週間ぶりの高値をつける局面があったが、終盤にかけて勢いをなくした。

 米国とメキシコが北米自由貿易協定(NAFTA)再交渉の2国間協議で合意に達したことで自動車銘柄が買われた。STOXX欧州600種自動車・部品株指数<.SXAP>は0.84%上昇した。

 資源株指数<.SXPP>は1.64%上昇した。ドル安に伴い銅価格が上がったことが材料視された。ドル建て資産である金属は、外貨保有者にとって割安感が出るため、需要が増える。

 一方、デンマークの銀行、シドバンク<SYDB.CO>は11.2%安となった。第2・四半期利益が市場予想を下回ったことが嫌気された。

 欧州株式市場:[.FJ]

 <ユーロ圏債券> 不安定な取引の中、イタリア国債利回りが上昇。国内の政治を巡る不安や先物取引の動きに左右された。

 域内国債の主要保有国である中国の当局者らはトリア経済相との会談で、イタリア国債とドイツ国債の利回り格差拡大について懸念していないと表明。ただ相場への影響は限定的だった。

 同利回り格差はこの日、一時5月29日以来の水準に拡大。ただその後イタリア10年債先物価格<FBTPc1>が大幅に値上がりする中、一時的に縮小した。ある市場関係者は「現物市場での流動性は薄く、先物に対する大幅な買いかショートポジションの手仕舞いが影響した可能性が高い」と述べた。

 5月29日はイタリアの政局が混迷を深めていた時期にあたるが、債務管理庁のイアコボーニ長官は最近、当時の国債売りについて、先物取引が一部要因になったとの見方を示している。

 ポピュリズム(大衆迎合主義)政党「五つ星運動」を率いるディマイオ副首相は国内紙に対し、イタリアの公的債務が来年、欧州連合(EU)の財政規律である対国内総生産(GDP)比3%を超える可能性があると指摘した。前日にはフェイスブックへの投稿で、他の加盟国が難民の受け入れ分担で対策を講じなければ、EUの7年間にわたる予算計画に反対する考えを示している。

 ドイツ10年債利回り<DE10YT=TWEB>は約0.38%。

 ユーロ圏金融・債券市場:[DE/BJ]