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 [7日 ロイター] - <ロンドン株式市場> 続落して取引を終えた。この日は米国が中国に新たに輸入関税を課すかどうかに注目が集まった。また、英航空会社ブリティッシュ・エアウェイズ(BA)などの親会社IAG<ICAG.L>が値を下げ、全体水準を押し下げたほか、ポンド高も相場の重しとなった。

 英国の欧州連合(EU)離脱を巡りEUの首席交渉官を務めるバルニエ氏が、離脱条件を巡り他の提案も協議する準備があると発言し、ポンドが上昇した。

 FTSE100種は5カ月ぶりの安値を更新した。週間ベースでは2%超の値下がりだった。

 IAGは1.4%下落。傘下のブリティッシュ・エアウェイズが、数十万件もの金融・個人情報が漏えいしたことを明らかにした。

 一方、中型株ではパブ運営・醸造会社のグリーンキング<GNK.L>が7.5%急騰。温暖な気候とサッカーのワールドカップが追い風となり、第1・四半期の売り上げが増加したことが好感された。

 ロンドン株式市場:[.LJP]

 <欧州株式市場> まちまちで取引を終えた。今週は、米中貿易摩擦が高まる可能性や新興国市場の弱含みが不安視され、STOXX欧州600種指数<.STOXX>は週間ベースで2.22%低下し、3月下旬以来の大幅安となった。

 今週は金融やエネルギー、鉱業銘柄などの景気循環株が売り込まれた。

 この日は資源株指数<.SXPP>が1.03%、銀行株指数<.SX7P>が0.93%それぞれ低下した。

 通商政策に左右されやすい自動車・部品株指数<.SXAP>は取引時間中、約33カ月ぶりの安値をつけた後、0.23%高まで持ち直して取引を終えた。

 こうした中、フランスの通信会社イリアド<ILD.PA>は2.3%上昇した。上場廃止になるかもしれないとの憶測が買い材料となった。

 欧州株式市場:[.FJ]

 <ユーロ圏債券> イタリア国債利回りが1カ月ぶり水準に低下した。歳出拡大懸念が和らぎ、国債価格は週間で6月以来の大幅高となる勢いだ。

 短期国債利回りは今週、57ベーシスポイント(bp)ほど低下した。政府高官らが欧州連合(EU)の財政規律を尊重する方針を示唆し、安心感が広がった。

 財務省はこの日、公的債務削減を狙ったリバース入札で、27億5000万ユーロの債券4種類を買い戻した。

 買い戻しの動きなどが、市場の安定化に寄与したとみられている。

 10年債利回り<IT10YT=RR>が一時、9bp下がって2.81%と、1カ月ぶりの低水準を記録後、2.87%で推移した。週間の下げは36bpで、6月以来の大きさとなった。

 ドイツ10年債<DE10YT=RR>との利回り差は約249bpで、1カ月ぶりの水準付近に縮小した。

 イタリア2・5年債利回り<IT2YT=RR><IT5YT=RR>は、週間低下幅が6月以来の大きさとなる見通し。

 イタリア国債価格が回復し、安全資産とされるドイツ国債の投資妙味が薄れた。ドイツ2年債利回り<DE2YT=RR>は今週、6bp程度上昇してマイナス0.56%。上昇幅は2月以来の大きさとなりそうだ。

 域内債券利回りの大半が上昇した。米雇用統計が予想以上に底堅い内容となり、米国債利回りが急上昇した。

 ドイツ10年債利回りは4bp近く上昇して0.386%。 

 ユーロ圏金融・債券市場:[DE/BJ]