2018年8月16日18時37分
■レートは終値(前日比または前週末比)、安値─高値
<外為市場>
ドル/円<JPY=> ユーロ/ドル<EUR=> ユーロ/円<EURJPY=>
午後5時現在 110.76/78 1.1365/69 125.90/94
NY午後5時 110.73/76 1.1343/47 125.62/66
午後5時のドル/円は、前日ニューヨーク市場の午後5時時点から小幅高の110円後半。海外市場で株安を背景に進んだ円高は一服となり、ドル/円も下げ止まったが、買い戻しが活発化するには至らなかった。
<株式市場>
日経平均 22192.04円 (12.18円安)
安値─高値 21871.70円─22240.42円
東証出来高 15億4677万株
東証売買代金 2兆5867億円
東京株式市場で日経平均は小幅に続落した。米国株の下落や円高進行を嫌気した売りが先行。寄り付きで2万2000円を割り込み、下げ幅は一時300円に拡大した。その後、中国商務次官が訪米するとの発表を受けて先物に買い戻しが入り、一転してプラス圏に浮上するなど荒い動きとなった。後場は中国株にらみの展開となった。
東証1部の騰落数は、値上がり367銘柄に対し、値下がりが1673銘柄、変わらずが64銘柄だった。
<短期金融市場> 18時21分現在
無担保コール翌日物金利(速報ベース) -0.067%
ユーロ円金先(18年9月限) 99.910 (変わらず)
安値─高値 99.910─99.910
3カ月物TB -0.158 (+0.005)
安値─高値 -0.158─-0.160
短期金融市場で、無担保コール翌日物の加重平均レートは、速報ベースでマイナス0.067%になった。準備預金の新積み期に入り、資金の調達意欲は弱まった。日銀はきょうから、当座預金のうちゼロ金利が適用されるマクロ加算残高算出のための基準比率を変更。これを受けて、マイナス金利が適用される政策金利残高が減少するとみられるが、取引に目立った反応はなかった。ユーロ円3カ月金利先物は動意薄。1年物国庫短期証券(TB)の入札結果はしっかり。
<円債市場>
国債先物・18年9月限 150.33 (-0.07)
安値─高値 150.30─150.49
10年長期金利(日本相互証券引け値) 0.095% (+0.005)
安値─高値 0.100─0.090%
国債先物中心限月9月限は前日比7銭安の150円33銭と反落して引けた。前日の米債高に加え、朝方は日経平均株価が大幅安でスタートしたことことから買いが先行し、一時150円49銭と8月1日以来約2週ぶりの水準まで買われた。しかし、上値を買い進む動きは見られず、午後に入ると利益確定売りに押された。現物市場は軟調。午後の取引開始直後に発表された5年債入札結果はショートカバー需要などに支えられて無難だったが、利回り低下を追って買い進む動きは見られず、中長期を中心に短期筋の調整売りが出た。10年最長期国債利回り(長期金利)は同1bp高い0.100%に上昇した。
市場では、「10年0.2%に向けて金利先高観が残っており、金利上昇局面を狙って買いたいという参加者が多い」(国内証券)との声が出ている。
<スワップ市場> 18時21分現在の気配
2年物 0.10─0.00
3年物 0.12─0.02
4年物 0.15─0.05
5年物 0.18─0.08
7年物 0.25─0.15
10年物 0.37─0.27