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【株式・大引け】先物主導で大幅続伸だが、市場エネルギーは低調

2009年6月25日16時19分

 25日の東京株式市場は大幅続伸。日経平均株価は前日終値比205円76銭高の9796円08銭、TOPIXは同17.31ポイント高の919.77だった。前日に経済協力開発機構(OECD)が、加盟国全体の国内総生産(GDP)成長率予想を上方修正したことから、市場には景気回復期待が根強く、主力株を中心に買われた。

 前場は先物買いや為替が円安に推移したことを受けて上昇した。昼のバスケット取引は269億5200万円が成立し、売り買い均衡だったもよう。後場もアジアの株式市場が軒並み上昇したことや引き続きドル、ユーロとも円安基調だったことを追い風に高く寄りついた。その後も、先物に12時47、49分、13時00、09分と断続的に大口の買いが入り、つれて現物も上げ幅を一段と拡大。14時12分には日経平均が前日比280円高の9871円14銭まで上昇した。市場関係者からは「欧州の機関投資家が先物買いを進めている」との声も聞かれた。大引けにかけては利益確定と見られる売りが出て、9800円を割り込んだが、大幅高で取引を終えた。

 ただ東証1部の出来高は概算で22億3078万株、売買代金は1兆5562億円と市場エネルギーに欠けた。先行きは明るくなっている、と見方が強いものの、月末接近に加え、米国の経済指標などを動向を見極めたい、との様子見ムードが広がったようだ。

 東証業種別では33業種中、32業種が値上がりとほぼ全面高。前場に引き続き、不動産、証券、ガラスなどが上位に並んだ。値下がりはゴムの1業種で、利益確定売りが出たようだ。個別銘柄の値上がり率上位には、調整が一巡したと見られるインボイスのほか、サンシティ、明和地所といった新興不動産株、来年中にあおぞら銀行との合併が報道で伝えられた新生銀行などが並んだ。値下がり率上位はロプロ、フージャース、ティー・オー・ダブリューなど。

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