2009年10月2日12時19分
2日前場の東京株式市場は、2日連続して大幅安となった。日経平均株価の前引けは前日終値比245円22銭安の9733円42銭でザラバで7月23日以来の安値となった。TOPIXは同22.66ポイント安の873.46。
前日の米国株市場が3日続落となったことや、為替が1ユーロ129円台になり円高傾向が続いていることが嫌気された。朝方の外資系証券10社経由の売買注文が売り3170万株、買い2580万株で2日連続売り越しとなったことも相場の重しとなり、本日の東京市場は寄り付きから一気に下落して、売りが一巡したあとは小動きに終始した。
東証1部の出来高は概算で10億8170万株、売買代金は7177億円、。東証1部の値上がり銘柄数は105、値下がりは1527、変わらずは50で、全体の90.7%が下落した。東証33業種も全業種そろって下落。中でも非鉄、鉄鋼、保険、鉱業、ゴム、石油などが3%を超える大幅安となった。
「東京株式市場には5つの不透明要因があり上値を抑えている。1つは円高リスク、2つめは新政権の政策リスク、3つめは金融機関の増資リスク、4つめは株式需給の悪化リスク、そして5つめは市場エネルギーの減少だ」と市場関係者は解説していた。たとえば、東証1部で値下がり率トップになった青森銀行は、前日の大引け後に増資を発表したことが嫌気された。とはいえ、このところ売り込まれてきた銀行株全体の下落率は1%強にとどまり、朝方4円安まで売り込まれたみずほFGが1円高で引けるなど下値を拾う動きも見られた。
一方で、前日に8月中間期純利益が前年同期比13%増になったと発表したしまむらが、年初来高値を更新。自転車のあさひやサイボーズも年初来高値を更新した。また、チャート上で調整一巡感の出た新日本化学や、国内証券が投資判断を引き上げたプロミス、シチズンなども個別に上昇した。
後場も、今晩の米国雇用統計発表を控えて動きにくい展開が予想される。