現在位置:
  1. asahi.com
  2. ニュース
  3. ビジネス・経済
  4. 株式・投信
  5. 東洋経済マーケットウォッチ
  6. 記事

【株式・大引け】薄商いが続く中、円高一服などで日経平均は3営業日ぶり反発

2009年12月21日16時4分

 週明け21日の東京株式市場は為替の円高傾向が一服したことなどを受け、日経平均株価は前週末終値比41円42銭高の1万0183円47銭と、3営業日ぶりに反発。一方、TOPIXは同2.11ポイント安の891.48で3営業日続落だった。東証1部の出来高は概算で15億6011万株、売買代金は9835億円で、市場エネルギーの盛り上がりに欠ける展開となった。

 本日の東京市場の前場は、前週末の米国株が反発したことや為替が1ドル90円台と円安に振れたことなどから輸出関連株を中心に底堅く推移し、日経平均は前週末比63円高で引けた。昼のバスケット取引は173億円の成立で売り買い均衡と伝えられた。また、アジア市場は香港ハンセンや上海が値下がりした一方、台湾やタイは上昇するなど、まちまちで推移した。

 こうした流れを受けた東京市場は、後場に入ってからも先物主導でジリジリと値を上げる展開に。為替も1ドル90円台を維持したことから底堅い値動きが続くものと見られた。ただ、大引けにかけてポジション整理の手仕舞い売りと見られる動きが入り、結局は本日最安値の同41円高で引けた。

 東証1部の値上がり銘柄数は594、値下がりは947、変わらずが140。東証33業種のうち、値上がりは石油、鉱業、海運など16業種、値下がりは空運、陸運、鉄鋼など17業種。個別銘柄では、値動きのいい低位、小型株に買いが入り、サンシティや大末建設、東日カーライフグループなどが値上がり率の上位となった。一方、今10年5月期の業績予想を下方修正したパソナが値下がり率のトップ。ここ数日で過熱感が高まっていたニチコンなどがこれに続いた。

 為替など外部環境は改善方向に向かっているが、海外市場はクリスマス休暇モードに入り始めたことで、積極的な市場参加者は国内の個人投資家くらい、というのが株式市場の現状。週末にかけて、日米で注目指標が相次いで発表される予定だが、これによってどこまで市場エネルギーが高まるかに注目が集まるところだ。

投資・経済・ビジネスの東洋経済オンライン
東洋経済新報社
Copyright TOYO KEIZAI INC. All rights reserved.著作権は東洋経済新報社に帰属します。無断転載を禁止します。

PR情報
検索フォーム
キーワード:


朝日新聞購読のご案内
新聞購読のご案内 事業・サービス紹介