2日の東京株式市場は2日続伸。日経平均株価は前日終値比460円39銭高の1万4466円16銭と大幅に上昇した。TOPIXも同32.78ポイント高の1196.17とそろって上昇し取引を終えた。日経平均の上げ幅460円は、6月10日の636円、5月7日の486円、6月28日の463円に続く、今年4番目の大きさ。
東証1部の出来高は概算で26億8654万株、売買代金は同2兆3170億円と、商いも少しずつながら膨らんでいる。
前日1日の米ニューヨーク市場は、米金融緩和策の長期化に対する期待などから大幅に上昇、ダウ工業株30種平均は前日比128ドル48セント(0.8%)高の1万5628ドル02セントで引け、7月23日以来約1週間ぶりに過去最高値を更新した。米連邦準備制度理事会(FRB)が前日まで開いた米連邦公開市場委員会(FOMC)で現行の金融緩和政策の維持を決定。景気認識をやや下方修正したため、金融緩和が長引くとの見方につながった。
午前の東京市場もこの流れを引き継ぎ、日経平均株価は172円高の1万4178円で寄り付き、日経225先物が先導する形で株価が上昇した。結局、前日終値比197円高の1万4203円と大幅に上昇して午前の取引を終えた。
昼のバスケット取引は223億円が成立し、「売り買い均衡」と伝えられた。
後場寄りの日経平均は、為替が円安に傾いたこと、米国以外でも中国上海、台湾加権、香港ハンセンなどのアジア市場が寄り付きから総じて堅調なことから、投資家の買いの姿勢がいっそう鮮明となり、前引けより34円高い1万4237円でスタートした。その後日経225先物にまとまった買いものが入ったことをきっかけに投資家の買い安心感が広がり、主力株のほか幅広い銘柄が物色された。大引けにかけては先物買いがさらに加速、日経平均も上げ幅を大幅に拡大してこの日の高値で引けた。
東証1部では全体の90.4%にあたる1586銘柄が値を上げた。値下がりは116銘柄(同6.6%)、変わらずが51銘柄(同2.9%)。業種別では東証33業種のうち32業種が上昇した。値上がりの上位業種は、保険、倉庫・運輸関連、不動産など。値下がりは、石油・石炭製品の1業種のみだった。
銘柄別では、ネクスト、エス・サイエンス、名村造船所などが買われる一方、シミックホールディングス、ネオス、イーピーエスなどが売られた。
今後の注目点としては、米国の雇用統計ほか主要経済指標の発表、為替の動向、トヨタなど主要銘柄の決算が本格化することが挙げられる。