寄付き速報 「企業業績懸念と米株安から安寄り」

■市況データ

  NYダウ
(アメリカ)
NASDAQ
(アメリカ)
DAX
(ドイツ)
FT100
(イギリス)
上海総合
(中国)
ドル/円 WTI原油
終値
前日比
騰落率
16204.97
-211.61
(-1.29 %)
4363.14
-146.42
(-3.25 %)
9286.23
-107.13
(-1.14 %)
5848.06
-50.70
(-0.86 %)
2763.490
-17.530
(-0.63 %)
116.87
+0.15
(+0.13 %)
30.89
-0.83
(-2.62 %)

米国市況 「利上げ観測再燃で大幅安」

■米国市場のまとめ

 NYダウは-211ドル安の16204ドルで取引を終了しました。

 1月の米雇用統計を受け、前日までにやや後退した米連邦準備理事会(FRB)による早期の利上げ観測が再燃し、金融政策の見極めが難しくなったとの見方から株式市場は売りに押されました。

 1月の米雇用統計で非農業部門の雇用者数の伸びは市場予想19.0万人に届かず、15.1万人にとどまりました。一方で失業率は市場予想の5%を下回り、4.9%と2008年2月以来の水準に低下し、賃金も力強い伸びを示しました。これを受けて3月の利上げ見送りを決定するほど悪い内容ではなかったことから、警戒した売りが優勢となりました。

 エコノミストの間では次回の利上げを6月とする声が根強かったですが、金融政策の見極めがつかず、先行きの不透明感を嫌気されたようです。

 ナスダック総合株価指数は投資家がリスク性の高い資産を回避するリスクオフを強めた様子を鮮明にし、-146ポイント安の4363.14ポイントで終え、2014年10月20日以来ほぼ1年3カ月ぶりの安値を付けました。

 ここからは私見ですが、今週は金曜日にオプション取引のSQが控えています。ただでさえ変動が大きそうな週なのですが、今回はSQ前日の木曜日が祝日でお休みなためこれに拍車を掛ける可能性が高まっています。水曜日、木曜日にはイエレン米FRB議長の発言も控え、かなり荒っぽくなる可能性に警戒が必要でしょう。ちなみに下のフシとして考えていた16370円処もぐっと近づきましたので、前回安値16017円も含めてどのあたりまで試すのかが気になるところです。

(斉藤)

 ダウ構成銘柄ではメルク、ベライゾン、ウォルマート、IBM、P&G、エクソンモービル、キャタピラーなどが上昇し、ナイキ、マクドナルド、ホームデポ、マイクロソフト、ジョンソンエンドジョンソン、ビザ、シスコシステムズなどが下落しました。

■S&P500セクター別騰落

 上昇:2セクター、下落:8セクター

【上昇上位】

 電気通信 +0.76%
 公益事業 +0.31%
 
【下落上位】

 情報技術 -3.35%
 一般消費財 -3.19%
 エネルギー -2.03%

■CME日経平均先物(円建て)

 16560円 大証比-160円

■寄付前の外国証券成行注文状況

 株数ベースで

 売り 2270万株

 買い 1260万株

 差引 1010万株の大幅売り越し。売り越しは4営業日連続。

 


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  9:00 11:30   15:00
日経平均
(前日比)
16620.91
(-198.68)




日経先物
(前日比)
16570.00
(-150.00)


TOPIX
(前日比)
1351.69
(-17.28)


日経JASDAQ
(前日比)
2419.16
(-8.83)


マザーズ
(前日比)
777.89
(-12.88)


上海市場
(前日比)



  9:00 11:30   15:00








1位
-
-


-
2位
-
-
-
3位
-
-
-
4位
-
-
-
5位
-
-
-





1位 石油石炭
-
-
2位 証券
-
-
3位 ガラス土石
-
-
4位 非鉄
-
-
5位 輸送用機器
-
-
  9:00 11:30   15:00
値上がり 332
-


-
値下がり 1460
-
-
変わらず 119
-
-
新高値 2
-
-
新安値 191
-
-
出来高
(前日同時刻比)
3.7億株
(-0.4億株)
-
-
-
-
売買代金
(前日同時刻比)
3084 億円
(-307億円)
-
-
-
-

寄付き速報 「企業業績懸念と米株安から安寄り」

■全体の動き

 日経平均株価は、前日比-198円安の16620円で寄り付きました。

 米国株市場が1月の米雇用統計を受け、前日までにやや後退した米連邦準備理事会(FRB)による早期の利上げ観測が再燃したことで、金融政策の見極めが難しくなったとの見方から売りに押さた流れを受け、安く始まりました。その後も安値を探る場面も見られます。雇用統計発表後に外国為替市場で円安・ドル高は進まず、1ドル116円台後半と昨年12月の日銀短観の大企業製造業の想定為替レート119円40銭より円高方向に振れていることから輸出企業を中心に、利益が下押しされるとの警戒感が出ています。

 ここからは私見ですが、とりあえず安寄り後はまだ落ち着いた動きとなっていますが、「米国市況」でも書きましたように、今週は金曜日のオプションSQ、その前日が休日、イエレン議長の発言などから変動が大きな週になる可能性が高いということを含んでおいた方がいいでしょう。

(斉藤)

 東証1部の業種別では全業種が下げており、石油石炭、証券、ガラス土石、非鉄、輸送用機器、保険、鉄鋼、鉱業、銀行、電気機器、精密機器などの下げが目立っています。

■業種別動向

 業種別では33業種中、全業種が下落しています。

■東証1部規模別動向

 大型株指数 -1.95%
 中型株指数 -1.29%
 小型株指数 -1.01%

■為替

 1ドル =116円98-117円02銭
 1ユーロ=130円31-36銭

 

前引け速報 「円安から一時プラスに」

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  9:00 11:30   15:00
日経平均
(前日比)
16620.91
(-198.68)
16790.58
(-29.01)



日経先物
(前日比)
16570.00
(-150.00)
16770.00
(+50.00)

TOPIX
(前日比)
1351.69
(-17.28)
1366.22
(-2.75)

日経JASDAQ
(前日比)
2419.16
(-8.83)
2425.73
(-2.26)

マザーズ
(前日比)
777.89
(-12.88)
796.63
(+5.86)

上海市場
(前日比)



  9:00 11:30   15:00








1位
-
海運

-
2位
-
パルプ紙
-
3位
-
不動産
-
4位
-
倉庫運輸
-
5位
-
化学
-





1位 石油石炭 ガラス土石
-
2位 証券 非鉄
-
3位 ガラス土石 石油石炭
-
4位 非鉄 精密機器
-
5位 輸送用機器 証券
-
  9:00 11:30   15:00
値上がり 332 1092

-
値下がり 1460 728
-
変わらず 119 113
-
新高値 2 4
-
新安値 191 208
-
出来高
(前日同時刻比)
3.7億株
(-0.4億株)
13.6億株
(-2.1億株)
-
-
売買代金
(前日同時刻比)
3084 億円
(-307億円)
11889 億円
(-863億円)
-
-

■前場のまとめ

 日経平均株価は、前日比-198円安の16620円で寄り付きました。

 米国株市場が1月の米雇用統計を受け、前日までにやや後退した米連邦準備理事会(FRB)による早期の利上げ観測が再燃したことで、金融政策の見極めが難しくなったとの見方から売りに押さた流れを受けて安く始まりました。寄り付き直後は安値を拡げる場面もありましたが、その後は外国為替市場で対ドルの円相場の下げ幅が拡大したことを背景に、このところ大きく売られていた銘柄を中心に見直し買いが入り、高値では前日比+31円高の16850円まで上昇しました。中国市場が春節のため休場であること、米国株時間外取引が上げに転じたことも後押ししましたが、勢いは続かず、前場の日経平均株価は、前日比-29円安の16790円で取引を終了しました。

 ここからは私見ですが、前場ですでに上下約300円の値幅が出ました。それでもさほど荒っぽく感じないのは私だけでしょうか。今週は中国市場が休みなので、そちらに足を引っ張られないのだけはプラスですね。6日の騰落レシオは1月29日に298.9まで上昇していましたが、先週末には73.5まで下がってきました。この数字自体はもう少し下がってもおかしくはないですが、今日の相場次第ではそこそこいいところまで来るかもしれません。

(斉藤)

 東証1部の業種別では、海運、パルプ紙、不動産、倉庫運輸、化学、陸運、サービス、水産農林などが上昇し、ガラス土石、非鉄、石油石炭、精密機器、証券、鉄鋼、保険などが下げています。

 <個別銘柄>

 ディーエヌエーが+9.9%上昇しました。

 先週末に決算を発表しましたが、第3四半期累計営業利益は146億円と前年同期比27.1%減益で、会社計画144億円とほぼ一致しました。通期計画では営業利益は前期比19.6%減の199億円としていますが、決算説明会では、17.3期は最低でも増益が達成できるとの発言もあり、当面の業績底打ち期待へとつながった模様です。

 旭硝子が-13.5%下落しました。

 5日引け後に16年12月期の連結業績予想を発表しましたが、利益予想が市場予想の平均に届かなかったことで売りに押されました。通期業績は、売上高は前期比5.6%増の1兆4000億円、営業利益は5.4%増の750億円、純利益が41.7%減の250億円を予想しました。純利益は前期に退職後給付制度改定益を計上した反動から減益となる見込みで、市場予想平均は営業利益で785億円程度、純利益で415億円程度とみられていたため失望感から売られました。

 売買代金上位銘柄では、ディーエヌエー、ローソン、KDDI、OLC、三菱地所、武田薬、ファナック、花王などが上昇しています。

 一方、旭硝子、住友鉱、オリンパス、日本電産、日立、TDK、明治HD、東京海上などが下落しています。

■業種別動向

 業種別では33業種中、18業種が上昇し、15業種が下落しています。

■東証1部規模別動向

 大型株指数 -0.42%
 中型株指数 -0.02%
 小型株指数 +0.58%

■為替

 1ドル =117円21-25銭
 1ユーロ=130円51-56銭

 

(情報提供:グッドイシュー株式会社)