現在位置:
  1. asahi.com
  2. ニュース
  3. ビジネス・経済
  4. 株式・投信
  5. 今日の市況(情報提供:ケン・ミレニアム株式会社)
  6. 記事

大引け速報 「売り買い交錯、10連騰ならず」

2009年7月28日15時52分

◆12:45 「利益確定売りと好決算期待の買いが交錯」

 後場寄りの日経平均は前日比−12.10円(−0.12%)の10076.56円で寄り付きました。昨日までの9連騰で1000円超上昇して年初来高値を更新したので、高値警戒感からの利益確定売りと本格化する決算発表での企業収益の改善を期待する買いが交錯し、日経平均は67円の狭いレンジでの動きとなっています。

 業種別で見ると33業種中、11業種がプラス圏、22業種がマイナス圏となっています。

 上昇率トップは、今週末発表のメガバンクの好決算が期待される「銀行(+1.13%)」、続いて、輸出関連株と比べて、出遅れ感が顕著になった内需関連株から「食料品(+1.08%)」、「情報・通信(+0.74%)」と続いています。

 一方、下落率トップは利益確定売りに押されている「精密機器(−1.53%)」、「ガラス土石製品(−1.24%)」、続いて、「鉱業(−1.12%)」となっています。

 個別では、東京放送(TBS)ホールディングスが前日比−20円(−1.34%)の1466円となっています。昨日の大引け後に、楽天が保有するTBS株式の買取請求に対して、代金の一部である400億円を仮払いすると発表しました。両社が主張する買い取り価格には大きな開きがあり、解決にはまだ時間がかかることも、利益確定売りを誘発しています。格付け投資情報センター(R&I)は「今回の財務負担増はTBSの信用格付けにとってネガティブ要因」と指摘しました。一方、楽天も−500円(−0.81%)の60800円となっています。

 新興市場はマザーズ指数が−0.91%、日経ジャスダック平均は−0.08%、ヘラクレス指数は−0.68%となっています。

 東証1部の騰落銘柄数は、値上がり458銘柄、値下がり1093銘柄、変わらず123銘柄となっています。

 出来高は概算10.2億株(前日比−2.2億株)、売買代金は6831億円(前日比−1009億円)となっています。

 また、アジア市場は上海総合指数は前日比−0.34%、香港のハンセン指数は+0.57%となっています。

 なお、為替市場は、前場終了時の1ドル=95円03−06銭から円安ドル高の1ドル=95円07−10銭となっています。

◆14:15 「全体的にはじり安の展開だが、内需関連株、銀行株はしっかり」

 14時の日経平均は、前日比−20.12円(−0.2%)の10068.54円とじり安になっています。後場寄り後、上下で27円と非常に狭いレンジでの動きになっています。GLOBEX(シカゴ先物取引システム)では米国株式指数の動きがさえない展開になっており、昨日までの相場上昇を牽引していた、ハイテク株などの輸出関連株に利益確定売りがでています。反面、銀行株が売買代金上位を占め、内需関連株に出遅れ修正の動きが出ています。出遅れ感の強かった銀行株に資金が向かい、循環物色も一巡したとの見方も出てきています。

 業種別で見ると33業種中、12業種がプラス圏、21業種がマイナス圏となっています。

 上昇率トップは、出遅れ修正の動きが強い内需関連の「不動産(+1.9%)」、中国、アジア諸国の需要増拡大から、外資系証券が投資判断を引き上げたJFEが引っぱる「鉄鋼(+1.8%)」、続いて、内需関連の「食料品(+1.46%)」となっています。

 一方、下落率トップは、利益確定売りが先行している「精密機器(−1.92%)」「ゴム製品(−1.79%)」、続いて「鉱業(−1.64%)となっています。

 個別では、三井住友FGが+140円(+3.64%)の3980円となり、売買代金の1位となっています。メガバンクが昨日に引き続き、売買代金のトップ3を独占しています。国内証券会社からの投資判断引き上げがあり、6月に行った大型公募増資の公募価格を上回る動きとなっています。メガバンクは今週の30日、31日に決算発表を控えており、好決算を期待する買いが入っていること、昨日までのハイテク株の上昇で、NT倍率が拡大し、相対的に出遅れ感が出てきた東証株価指数(TOPIX)への影響が大きい銀行株に資金が向かっています。

 東証1部の騰落銘柄数は、値上がり498銘柄、値下がり1075銘柄、変わらず108銘柄、出来高は概算13.5億株(前日比−2.8億株)、売買代金は9221億円(前日比−1358億円)となっています。

 新興市場はマザーズ指数が−1.14%、日経ジャスダック平均は−0.19%、ヘラクレス指数は−0.41%となっています。

 また、アジア市場は、上海総合株価指数は−0.21%、香港のハンセン指数は+0.70%、インドのSENSEX指数は−0.60%となっています。

 なお、為替市場は、後場寄りの1ドル=95円07−10銭と、ほぼ変わらずの1ドル=95円06−08銭で取引されています。

◆15:15 大引け速報「売り買い交錯、10連騰ならず」

 大引けの日経平均は、前日比−1.4円(−0.01%)の10087.26円で引けました。昨日の年初来高値更新を引っぱった輸出関連株に利益確定売りから反落し、出遅れていた内需関連株や銀行株が買いを集め、日経平均は売り買い交錯の展開になりました。後場寄りから14時の日経平均はわずか27円の幅での動きになっていました。14時にJFEがアナリスト予想を上回る決算を発表したのをきっかけに、日経平均は前日比+4.3円の10092.96円まで上昇しました。結局、大引けでは10日ぶりの小反落となりましたが、東証株価指数(TOPIX)は小幅高となりました。TOPIXへの影響が大きい銀行が、今週末の決算期待と出遅れ修正から買いを集めしっかりした動きだったためです。

 業種別で見ると33業種中、17業種がプラス圏、16業種がマイナス圏となりました。

 上昇率トップは、上述のJFEが引っぱった「鉄鋼(+3.29%)」、続いて内需関連株の出遅れ修正の動きから「不動産(+2.22%)」、「食料品(+1.93%)」となりました。

 一方、下落率トップは、利益確定売りが先行した「精密機器(−1.38%)」、続いて「石油石炭製品(−1.08%)」、「ゴム製品(−1.04%)」となりました。

 個別では、JFEが+240円(+7.25%)の3550円になりました。14時に発表になった第1四半期の決算発表では、営業損失が612億円の赤字(前期は912億円の黒字)でした。一方、10年3月期の通期の連結営業利益見通しでは、アナリスト予想の平均559億円を上回る、800億円を見込む「サプライズ決算」となりました。また、外資系の証券会社が「アジア、中国での需要拡大」を理由に、投資判断を引き上げたことも、支援材料となりました。

 東証1部の騰落銘柄数は、値上がり569銘柄、値下がり994銘柄、変わらず123銘柄となりました。また、出来高は概算18.2億株(前日比−2.5億株)、売買代金は1兆2583億円(前日比−1279億円)となりました。

 新興市場は、マザーズ指数は−1.06%、日経ジャスダック平均は−0.03%、ヘラクレス指数は−0.42%となりました。

 また、アジア市場は中国の上海総合株価指数は−0.37%、香港のハンセン指数は+0.70%、インドのSENSEX指数は−0.36%となっています。

 なお、為替市場は14時過ぎの95円06−08銭から、円安ドル高の1ドル=95円13−16銭で取引されています。

PR情報
検索フォーム
キーワード:


朝日新聞購読のご案内