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前引け速報 「前引け10100円を維持」

2009年7月29日14時12分

◆8:50 米国市場 「まちまちな経済指標から、方向感にかける展開」

【サマリー】

 28日の米国株式市場は、NYダウが小幅安、ナスダック指数は小幅高で引けました。消費者信頼感指数が予想外の悪化を示すと前日比で−100ドルを越す下げをした場面もありましたが、マイクロソフトやオラクルなどの大型ハイテク株主導で反発を主導しました。引け間際には買い戻しが入りましたが、プラス圏までは届かず、NYダウは4日ぶりの小幅反落で引けました。結局、NYダウは前日比−11.79ドル(−0.13%)の9096.72ドル、ナスダック指数は前日比+7.62p(+0.39%)の1975.51pで取引を終えました。

【一日の流れ】 ※表記は全て米国現地時間

 アジア市場は、インド市場が小幅安ながら、香港が高く、概ね堅調に推移しました。

 欧州市場はドイツ銀行の失望決算などから、軟調でした。

 NY外為市場は、前日終値から円高ドル安の1ドル=94円55−56銭で取引を開始しました。

 昨日引け後の決算では、アムスジェンが好調、寄り前に発表されましたオフィスデポが予想を下回り、まちまちな結果となりました。9時に、5月ケースシラー住宅価格指数が予想を上回り、前月比では+0.45と2006年7月以来の伸びを見せましたが、USスチールの第3Qのガイダンスの悪化が嫌気され、NYダウは前日比小安く寄り付きました。10時に発表されました、7月リッチモンド連銀製造業景況指数は14と予想の8を上回りましたが、同時に発表されました7月消費者信頼感指数は46.6と予想の49.0を大幅に下回り、雇用市場の悪化が家計への打撃になるとの懸念が広がり、市場の下げが加速し、12時前には9000ドル割れ寸前まで売られました。個別では昨日の失望決算で売られたエトナ(保険)が投資判断引き上げで大幅高、社債発行で資金調達をしたシティーグループが反発しました。一方、失望決算のオフィスデポは2桁超の下落をしました。午後に入り、株式市場は下げ幅を縮小しますが、力強さには欠けて、NYダウは−50ドル近辺でもみ合いが続きました。最近の株価の急騰と、本日の経済指標の発表がまちまちの結果だったことから、方向感に欠ける展開になりました。

 14時30分、WTI原油先物(9限月)は−1.15ドルの1バレル=67.23ドルと4日ぶりの反落になりました。その後、大型ハイテク株主導で反発をし、3時前にはNYダウは一瞬、プラス圏を回復し、本日も終盤にかけて買戻しが入りましたが、上値は重く、結局、NYダウは前日比−11.79ドル(−0.13%)の9096.72ドル、ナスダック指数は前日比+7.62p(+0.39%)の1975.51pで取引を終えました。

 NY外為市場は、前日終値から円高ドル安の1ドル=94円44−50銭で取引を終えました。

 また、CME(シカゴ)の日経平均先物(9月限)は、大証比−60円の10020円となりました。

 なお、寄付前外国証券成行注文は売りが2990万株、買いが1640万株の差し引き1350万株の大幅売り越しとなっています。

◆9:15 寄り付き速報 「高値警戒感から利益確定売りが先行」

 寄り付きの日経平均は前日比−51.35円(−0.51%)の10035.91円で寄り付きました。昨日の方向感の定まらない米国株式市場を受けて、本日の外国証券の寄り付き前の売買動向は12営業振りの大幅な売り越しとなりました。また、SGX(シンガポール)の日経平均先物9月物は前日比−75円の10025円で寄付きました。27日までの9連騰後、昨日は横ばいを維持したことで高値警戒感がくすぶっており、利益確定売りが先行しています。主要企業の4−6月期決算発表が相次ぐ中で、業績の先行きを見極めたいとの様子見気分も強くなっています。

 業種別で見ると33業種中、12業種がプラス圏、21業種がマイナス圏となっています。上昇率トップは、中国・アジアの需要増を背景に、昨日、好決算を発表したJFEが先導する「鉄鋼(+1.24%)」、新興国の向けの需要が好調との流れから「ゴム製品(+0.79%)」、続いて「情報通信(+0.54%)となっています。

 一方、下落率トップは、利益確定の売りにより「証券商品先物(−1.96%)」、続いて、「不動産(−1.72%)」、「鉱業(−1.70%)」となっています。

 個別銘柄では、ヤフーが前日比+1250円(+4.03%)の32200円で取引されています。昨日発表した2009年4−6月期の連結決算では経常利益が前年同期比5%増の340億円でした。主力の広告事業が、不況の影響で減収となりましたが、コスト削減の徹底で増益を確保しました。7−9月期は売上高が0〜5%増、経常利益は1〜7%増の見通しです。

 新興市場は、マザーズ指数が−0.32%、日経ジャスダック平均は−0.07%、ヘラクレス指数は−0.25%となっています。

 また、為替市場は前日NY終値の1ドル=94円44−50銭から円高ドル安の1ドル=94円42−44銭となっています。

◆10:15 「売り一巡後は反発に転じる」

 10時の日経平均は、+42.78円(+0.42%)の10130.04円となっています。寄り付き後は、高値警戒感から、利益確定売りが先行し、日経平均10035.91円まで売られましたが、今後の決算発表を見極めたいとの雰囲気は色濃く、売り急ぐ動きは見られませんでした。昨日、業績上方修正したキヤノンが反発に転じたことも市場心理を明るくし、売り一巡後の日経平均は反発に転じています。

 業種別で見ると33業種中、16業種がプラス圏、17業種がマイナス圏となっています。上昇率トップは、中国・アジアの需要増を背景に「鉄鋼(+1.70%)」、続いて、昨日の反落から早くも切り返しの動きを見せている「精密機器(+1.67%)」、「電気機器(+1.07%)」となっています。

 一方、下落率トップは、原油価格下落から「鉱業(−1.66%)」、利益確定売り先行で「証券商品先物(−1.50%)」、続いて「不動産(−1.40%)」となっています。

 個別では、新日鉄が+9円(+2.38%)の386円で取引されています。昨日、JFEが、中国・アジアの需要増を背景に、アナリスト予想の平均値を大きく上回る好決算を発表し、本日も+150円(+4.22%)の3700円と続伸し、売買代金トップとなっています。新日鉄も売買代金4位と買いを集めています。同社は、本日、決算発表を予定しています。

 東証1部の騰落銘柄数は、値上がり768銘柄、値下がり703銘柄、変わらず182銘柄となっています。

 出来高は概算で6.9億株(前日比+0.9億株)、売買代金は5005億円(前日比+1144億円)となっています。

 新興市場はマザーズ指数+0.98%、日経ジャスダック平均は−0.19%、ヘラクレス指数は+0.12%となっています。

 なお、為替市場は、寄り付き後の1ドル=94円42−44銭から円安ドル高の1ドル=94円53−56銭で取引されています。

◆11:15 前引け速報 「前引け10100円を維持」

 前引けの日経平均は、前日比+17.65円(+0.17%)の10104.91円で引けました。寄付き前の外国証券売買動向は12日ぶりに売り越し観測で、為替が昨日より、円高方向へ進んでいたこともあり、輸出関連株を中心に、寄付きから利益確定売りが先行しました。一方で、主要企業の決算発表を見極めたいとの雰囲気もあり、売り急ぐ動きも見られず、売り一巡後は、日経平均は反発に転じ、10時40分ごろ、10161円まで上昇しました。引けにかけて伸び悩んだものの、10100円台を維持して前場を終了しています。

 JFEが連日の年初来高値更新をしており、鉄鋼株に底堅さが目立つ一方で、メガバンクの決算発表を控えた銀行が軟調になっています。キヤノンの業績上方修正から、昨日売られていた精密機器が早くも反発の動きを見せており、マーケットを先導しています。

 業種別では33業種中、10業種がプラス圏、23業種がマイナス圏となりました。

 上昇率トップは、中国・アジアの需要増を背景に「鉄鋼(+1.95%)」、続いて、「精密機器(+1.63%)」、「電気機器(+1.03%)」となりました。

 一方、下落率トップは、「鉱業(−1.83%)」、続いて、「不動産(−1.70%)」、「証券商品先物(−1.57%)」となりました。

 個別では、GSユアサが+18円(+2.18%)の840円で売買代金2位と買いを集めています。環境関連の材料株で、利益確定売りに押される動きが続いていましたが、4日ぶりに反発の動きとなっています。

 東証1部の騰落銘柄数は、値上がり728銘柄、値下がり760銘柄、変わらず172銘柄となりました。また、出来高は概算9.5億株(前日比−2.0億株)、売買代金は6818億円(前日比−855億円)となりました。

 新興市場は、マザーズ指数は+1.04%、日経ジャスダック平均は−0.16%、ヘラクレス指数は+0.13%となりました。

 また、アジア市場は、上海総合株価指数は+0.24%、香港のハンセン指数は−1.04%となっています。

 なお、為替市場は、10時過ぎの1ドル=94円53−56銭から円高ドル安の1ドル=94円49−52銭で取引されています。

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