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前引け速報 「個別物色の流れが続く 全体は小動き」

2009年7月30日12時0分

◆8:50 米国市場 「中国と商品の下落を受け小幅続落」

【サマリー】

 29日の米国株式市場は、NYダウが小幅反落、ナスダック指数も3営業日ぶりに反落しました。WTI原油先物が大幅安したことを受け、エネルギー関連銘柄が中心に売られ、7月消費者信頼感指数も市場予想よりも悪い数字で消費財などが売られました。結局、NYダウは前日比−26.00ドル(−0.29%)の9070.72ドル、ナスダック指数は前日比−7.75p(−0.39%)の1967.76pで取引を終えました。

【一日の流れ】 ※表記は全て米国現地時間

 アジア市場は、中国の銀行が融資を抑制し始める可能性があるとの懸念で大幅安となりました。

 欧州市場は、銀行株が牽引し上昇しました。

 NY外為市場は、前日終値から円安ドル高の1ドル=94円88−92銭で取引を開始しました。

 寄り前にヤフーとマイクロソフトはネット検索とオンライン広告事業での業務提携を発表しました。今後、ヤフーはマイクロソフトの検索エンジンを使うことになりました。8時30分、6月耐久財受注は−2.5%と市場予想の−0.6%を下回り、また6月耐久財受注(除く輸送機器)は+1.1%と市場予想の+0を上回りました。特に大きな話題にはならず株式市場は小幅下落で寄り付きました。時間外取引で原油価格が下落していたことを受け、エクソンモービルなどのエネルギー関連銘柄が売られ、またアップル、オラクルなどの大型ハイテク株も軟調なスタートになりました。一方で、好業績の銘柄が目立つヘルスケア関連銘柄は堅調で相場を支える形になりました。業務提携を発表したヤフーは約−10%でしたがマイクロソフトは小幅高とまちまちでした。経済指標の弱さからキャタピラーなどの景気敏感銘柄が売られていましたが、押し目買いも入って10時過ぎに前日引け値近辺まで下げ幅を縮小しました。10時30分、週間原油在庫が+515.2万バレルと(市場予想−150万バレル)予想外の増加を示すとWTI原油先物は64ドル台まで急落しました。それを受け、エネルギー、素材関連銘柄が一段安となりNYダウは−70ドル近辺となりました。午後に入るとヘルスケア主導で反発を開始し株価は持ち直しましたが、13時過ぎに、5年国債の入札が不調に終わると長期金利が上昇し、反発の動きを見せていた株価も再び下げ幅を拡大する展開になりました。

 14時30分、WTI原油先物(9限月)は−3.88ドルの1バレル=63.35ドルと大幅続落になりました。また14時に発表されたベージュブックで大部分の地区で景気交替ペースの鈍化が見られましたが、市場の反応は薄く、結局、NYダウは前日比−26.00ドル(−0.29%)の9070.72ドル、ナスダック指数は前日比−7.75p(−0.39%)の1967.76pで取引を終えました。

 NY外為市場は、前日終値から円安ドル高の1ドル=95円08−12銭で取引を終えました。

 また、CME(シカゴ)の日経平均先物(9月限)は、大証比+75円の10185円となりました。

 なお、寄付前外国証券成行注文は売りが2710万株、買いが1890万株の差し引き820万株の売り越しとなっています。

◆9:15 寄り付き速報 「円安 好業績で自動車が牽引し堅調な動き」

 寄り付きの日経平均は前日比+42.47円(+0.42%)の10155.71円で寄り付きました。業績の堅調な自動車や円安の流れを受け輸出関連銘柄、相場の先高感から証券などが相場を牽引しています。ただ昨日は中国市場が大幅に下落したことで警戒感があり、他のアジア市場の動きを見極める動きも出るようです。

 業種別で見ると33業種中、18業種がプラス圏、15業種がマイナス圏となっています。上昇率トップは、円安の流れを受け「輸送機器(+1.36%)」、続いて相場の先高感で「証券商品先物(+1.17%)」、再編期待で「保険(+0.76%)となっています。

 一方、下落率トップは、商品価格の大幅下落で「鉱業(−1.01%)」、続いて、「ゴム製品(−0.98%)」、原油価格の大幅下落で「石油石炭(−0.82%)」となっています。

 個別銘柄では、ホンダが特別買い気配で大幅に買いが集まっています。昨日引け後に2010年3月期連結純利益予想を400億円から550億円と38%上方修正しました。販売管理費や研究開発費などのコスト削減が当初の想定以上に進展しているようです。また四輪車の販売計画を321万台から329万5000台と2.6%引き上げました。想定為替レートも1ドル=91円、1ユーロ=127円に変更したようです。

 新興市場は、マザーズ指数が+0.38%、日経ジャスダック平均は−0.04%、ヘラクレス指数は+0.01%となっています。

 また、為替市場は前日NY終値の1ドル=95円08−12銭から円安ドル高の1ドル=95円24−29銭となっています。

◆10:15 「買い一巡後は中国懸念で小動き」

 10時の日経平均は、+6.32円(+0.06%)の10119.56円となっています。6月鉱工業生産指数速報は前月比+2.4%と事前予想通りで大きな話題になっていません。為替がやや円高に動いたことで日経先物に利食いが入ったようで、全体的に停滞ムードになっています。決算発表のピークを迎えることで、業績を見極めたいという流れになっているようです。

 業種別で見ると33業種中、7業種がプラス圏、26業種がマイナス圏となっています。上昇率トップは、業績が回復してきている「輸送機器(+4.12%)」、続いてスマートグリッド関連物色で「ガラス土石(+1.67%)」、先高感で「証券商品先物(+1.20%)」となっています。

 一方、下落率トップは、3業種とも国際商品市況の下落を受け「非鉄金属(−1.61%)」、続いて「鉱業(−1.52%)」、「金属製品(−1.51%)」となっています。

 個別では、野村HDが前日比+11円(+1.24%)の820円となっています。途中は838円まで買われる場面がありました。昨日引け後に4〜6月期連結決算は最終損益が114億円の黒字となったようです。黒字は6四半期振りです。日経平均も10000円台で落ち着きが出ていること、自己売買部門も好調、投資信託の販売も伸びたようです。ただ、4〜6月期は相場も良くなかったことからさらなるコスト改善が必要になるという見通しです。

 東証1部の騰落銘柄数は、値上がり543銘柄、値下がり912銘柄、変わらず210銘柄となっています。

 出来高は概算で5.3億株(前日比−1.6億株)、売買代金は4270億円(前日比−735億円)となっています。

 新興市場はマザーズ指数+0.85%、日経ジャスダック平均は−0.15%、ヘラクレス指数は−0.03%となっています。

 なお、為替市場は、寄り付き後の1ドル=95円24−29銭から円高ドル安の1ドル=95円01−02銭で取引されています。

◆11:15 前引け速報 「個別物色の流れが続く 全体は小動き」

 前引けの日経平均は、前日比+3.25円(+0.03%)の10116.49円で引けました。円安、好業績を受け、自動車、ハイテク株中心に買いが入りましたが、原油、商品市況が大幅下落し、資源関連銘柄、中国関連銘柄には下落している銘柄が目立ち全体の足を引っ張りました。昨日に大幅下落した上海総合指数、ハンセン指数共に小幅ながらもプラス圏で動いていることから安心感もあります。

 業種別では33業種中、9業種がプラス圏、24業種がマイナス圏となりました。

 上昇率トップは、日産、ホンダに買いが集まり「輸送機器(+4.06%)」、続いて、液晶関連が堅調で「ガラス土石(+1.14%)」、再編期待のある「保険(+0.70%)」となりました。

 一方、下落率トップは、資源関連銘柄が大幅下落で「非鉄金属(−2.75%)」、続いて、「金属製品(−1.97%)」、「卸売(−1.82%)」となりました。

 個別では、村田製作所(大証1部)が前日比+80円(+1.74%)の4680円で前場の取引を終えました。途中は4760円まで買われ約11ヶ月ぶりの高値となりました。昨日引け後の4−6月期連結決算ではコンデンサーなどの主力商品が急回復しているとして2010年3月期の業績計画を上方修正しました。赤字予測だった連結最終損益は黒字に転じる見通しで収益改善を評価した買いが入っているようです。

 東証1部の騰落銘柄数は、値上がり486銘柄、値下がり1055銘柄、変わらず133銘柄となりました。また、出来高は概算8.6億株(前日比−0.9億株)、売買代金は6798億円(前日比−20億円)となりました。

 新興市場は、マザーズ指数は+0.96%、日経ジャスダック平均は−0.27%、ヘラクレス指数は−0.25%となりました。

 また、アジア市場は、上海総合株価指数は+1.08%、香港のハンセン指数は+0.07%となっています。

 なお、為替市場は、10時過ぎの1ドル=95円01−02銭から円高ドル安の1ドル=94円96−97銭で取引されています。

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