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前引け速報 「様子見ムードも 10300円での狭い動き」

2009年7月31日11時47分

◆8:50 米国市場 「昨年11月以来となる年初来高値更新」

【サマリー】

 30日の米国株式市場は、NYダウ、ナスダック指数ともに3営業日ぶりに反発し年初来高値で終えました。決算が市場予想を上回った銘柄等に買いが集まりました。結局、NYダウは前日比+83.74ドル(+0.92%)の9154.46ドル、ナスダック指数は前日比+16.54p(+0.84%)の1984.30pで取引を終え、NYダウ、ナスダック指数共に年初来高値を更新しました。

【一日の流れ】 ※表記は全て米国現地時間

 アジア市場は共に上昇しました。中国人民銀行総副総裁が金融政策を転換することはないと改めて表明したことで、融資抑制が取られるとの懸念が薄らいだことが影響しています。

 欧州市場は、通信大手BTグループなどの決算が予想よりも良い内容だったことから市場心理が改善し、通信、銀行、鉱山等が買われ上昇しました。

 NY外為市場は、前日終値から円安ドル高の1ドル=95円30−31銭で取引を開始しました。

 前日引け後に決算発表されましたアフラック、ハートフォード、当日寄り前に発表されたダウ・ケミカル、マスターカード、モトローラーなどの決算が予想を上回ったことからNYダウ、ナスダック指数共に高く寄り付きました。8時30分に発表されました新規失業保険申請件数は58.4万件(予想57.5万件)と前週から増加しました。しかし、失業保険継続需給者数は619.7万件(予想630.0万件)と4月以来の低水準となりました。株式市場は好調なまま上昇し11時前にはNYダウは9200ドル台ナスダック指数は2000p台となりました。その後は高値圏での推移となりました。尚、S&P500種10業種分類では全業種がプラス圏となりました。特に決算発表を受けて素材、資本財、保険会社の上昇率はそれぞれ3%を超えるほど上昇しました。午後に入っても、NYダウ、ナスダック指数ともに堅調に推移が続きました。

 14時30分、WTI原油先物(9限月)は+3.59ドルの1バレル=666.94ドルと昨日の下落分を取り戻す上昇で終わりました。終盤にかけて株式市場は利益確定売りにより、上昇幅を急速に縮小して終わりました。結局、NYダウは前日比+83.74ドル(+0.92%)の9154.46ドル、ナスダック指数は前日比+16.54p(+0.84%)の1984.30pで取引を終え、NYダウ、ナスダック指数共に年初来高値を更新しました。

 NY外為市場は、前日終値から円安ドル高の1ドル=95円51−55銭で取引を終えました。

 また、CME(シカゴ)の日経平均先物(9月限)は、大証比+145円の10345円となりました。

 なお、寄付前外国証券成行注文は売りが2560万株、買いが3160万株の差し引き600万株の買い越しとなっています。

◆9:15 寄り付き速報 「米国株高の流れ受け幅広い買いで始まる」

 寄り付きの日経平均は前日比+109.93円(+1.08%)の10275.14円で寄り付きました。8時30分に総務省が発表しました6月の全国消費者物価指数は前年比−1.7%と過去最大の下落、6月完全失業率は5.4%と前月比上昇となりましたが、市場予想範囲ということもありマーケットへの影響はほとんどありません。米国株高と為替が前日に比べやや円安に振れていることで主力株を中心に幅広い銘柄に買いが集まっています。

 業種別で見ると33業種中、32業種がプラス圏、1業種がマイナス圏となっています。上昇率トップは、商品市場の上昇を受け「ゴム製品(+2.79%)」、続いて前日の三井不動産の好調な決算を受けてマンション事業の底打ち期待感から「不動産(+2.73%)」、商品市場の上昇を受け「鉱業(+2.52%)」となっています。

 一方、下落率トップは、「その他製品(−0.75%)」のみとなっています。

 個別銘柄では、ソニーが特別買い気配で大幅に買いが集まっています。昨日の米国市場でのハイテク企業の株高の流れを受けて買われています。前日に発表しました2009年4−6月期の営業損益は257億円の赤字と1−3月期より約260億円縮小しました。

 新興市場は、マザーズ指数が+0.38%、日経ジャスダック平均は+0.23%、ヘラクレス指数は+0.23%となっています。

 また、為替市場は前日NY終値の1ドル=95円51−55銭から円高ドル安の1ドル=95円43−46銭となっています。

◆10:15 「売り一巡 10300円台に」

 10時の日経平均は、+133.20円(+1.31%)の10298.41円となっています。寄付き後の売りが続き9時40分頃に10259円まで戻されました。その後売りが一巡し、連日の主力企業の決算内容を受けてのリスク懸念後退により、主力株を中心に再び上値を伸ばす展開になりました。10時には10300円を超えその後高値圏での推移となっています。

 業種別で見ると33業種中、29業種がプラス圏、4業種がマイナス圏となっています。上昇率トップは、マンション事業の底打ちによる期待感から「不動産(+4.31%)」、続いて米国ハイテク企業の決算の好調を受け「精密機器(+2.46%)」、昨日引け後に発表しました武富士が大幅高となって牽引する形で「その他金融(+2.15%)」となっています。

 一方、下落率トップは、昨日に引き続き任天堂が下落していまして「その他製品(−2.17%)」、続いて原油高の影響により「空運(−0.25%)」、「電気ガス(−0.05%)」となっています。

 個別ではキッコーマンが前日比+69円(+6.67%)の1103円で取引されています。前日30日に発表しました2009年4−6月期の連結決算は純利益が前年同期比20%増の33億円となりました。つゆやたれなどしょうゆ関連調味料が伸びたほか、不調だった豆乳飲料の販売が回復したことを好感して買われています。

 東証1部の騰落銘柄数は、値上がり1037銘柄、値下がり476銘柄、変わらず161銘柄となっています。

 出来高は概算で6.5億株(前日比+1.2億株)、売買代金は4758億円(前日比+488億円)となっています。

 新興市場はマザーズ指数+0.42%、日経ジャスダック平均は+0.26%、ヘラクレス指数は+0.27%となっています。

 なお、為替市場は、寄り付き後の1ドル=95円43−46銭から円安ドル高の1ドル=95円54−56銭で取引されています。

◆11:15 前引け速報 「様子見ムードも 10300円での狭い動き」

 前引けの日経平均は、前日比+139.69円(+1.37%)の10304.90円で引けました。31日に主要企業の決算ピークを迎えることや、米国で今晩発表される4−6月期の米実質国内総生産(GDP)速報値を見極めたいことから10時に10300円台に入ってからは一段の上値を狙う展開にはならず、10300円を挟む狭い範囲での動きのまま前引けました。

 業種別では33業種中、27業種がプラス圏、6業種がマイナス圏となりました。

 上昇率トップは、朝の寄り付き後から不動産市況の底打ちの安心感から更に買いを集め引き続き「不動産(+5.14%)」、続いて、景気の底打ち感から「銀行(+2.67%)」、武富士が前日決算内容の好調による大幅高となり牽引する形で「その他金融(+2.34%)」となりました。

 一方、下落率トップは、任天堂が前日の業績を嫌気して下落する等で「その他製品(−2.43%)」、続いて、「サービス(−0.30%)」、「電気ガス(−0.26%)」となりました。

 個別では三井住友FGが前日比+60円(+1.48)の4090円で前引けました。前日30日大引け後に発表しました決算内容の2009年4−6月期決算で連結純利益が前年同期比25.3%増の727億円と伸びたことを好感され、寄付き直後前日比+90円の4120円まで買われた後、売りにより下落しましたが、売りが一巡したことで再び戻って前引けしました。

 東証1部の騰落銘柄数は、値上がり985銘柄、値下がり529銘柄、変わらず164銘柄となりました。また、出来高は概算10.5億株(前日比+1.9億株)、売買代金は7547億円(前日比+749億円)となりました。

 新興市場は、マザーズ指数は+0.62%、日経ジャスダック平均は+0.20%、ヘラクレス指数は+0.50%となりました。

 また、アジア市場は、上海総合株価指数は+1.18%、香港のハンセン指数は+0.07%となっています。

 なお、為替市場は、10時過ぎの1ドル=95円54−56銭から円高ドル安の1ドル=95円32−37銭で取引されています。

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