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前引け速報 「高値もみあい10500円には届かず」

2009年8月4日12時0分

◆8:50 米国市場 「景気回復好感により続伸」

【サマリー】

 3日の米国株式市場は、NYダウ、ナスダック指数、S&P500種株価指数共に上昇しました。7月ISM製造業景況指数が48.9(予想46.5)と発表されました。世界景気の底入れ期待が高まる中、一般産業など景敏感株に買いが入りました。又、原油など商品相場が上昇したことで素材やエネルギー株なども大幅高となりました。結局NYダウは前日比+114.95ドル(+1.25%)の9286.56ドル、ナスダック指数は前日比+30.11p(+1.52%)の2008.61p、S&P500種株価指数は前日比+15.15p(+1.53%)の1002.63pで取引を終えました。

【一日の流れ】 ※表記は全て米国現地時間

 アジア市場は上海総合指数(+1.48%)、 香港ハンセン指数(+1.14%)、インドSENSEX指数(+1.62%)と共に上昇しました。

 欧州市場は、英大手銀行のHSBCとバークレイズがともに市場予想を上回る決算を発表したことで銀行株が全面高になるなどで、英FT100種総合指数(+1.61%)、独DAX指数(+1.78%)、仏CAC40種平均指数(+1.50%)と共に上昇しました。

 NY外為市場は、前日終値から円安ドル高の1ドル=94円98−99銭で取引を開始しました。

 寄り前の欧州金融機関の好決算の流れを受け、NYダウ、ナスダック指数ともに堅調に取引を開始しました。金融株が上昇する他に、米半導体工業会の発表しました4−6月期世界半導体売上高が+17%(前期比)となったことからインテル、AMD等の半導体株も上昇しました。一方、通信、ヘルスケアは冴えない展開となりました。その後、株式市場は半分程度まで上げ幅を縮小しました。10時に、7月ISM製造業景況指数が48.9(予想46.5)と発表されますと主要株価は勢いを取り戻しました。これで7ヶ月連続改善ということになります。ナスダックは2000p、S&P500種株価指数も1000pの大台を回復しました。午後に入っても流れは変わらず、NYダウ、ナスダック指数共に高値圏で揉み合う展開が続きました。個別ではフォードが7月自動車販売(前年同月比)が+2.3%と2007年以来の増加となり大幅上昇する他、ISM製造業景況指数の50超えが見えてきたことから、フリーポート(鉱山)、USスチール(鉄鋼)、アルコア(アルミニウム)等の素材も買われました。一方、コカコーラ、ジェンザイム(バイオ医薬)は軟調となりました。

 14時30分、WTI原油先物(9限月)は+2.13ドルの1バレル=71.58ドルと約1ヶ月ぶりに70ドル台を回復して取引を終えました。株式市場は引けにかけても強く推移し、結局NYダウは前日比+114.95ドル(+1.25%)の9286.56ドル、ナスダック指数は前日比+30.11p(+1.52%)の2008.61p、S&P500種株価指数は前日比+15.15p(+1.53%)の1002.63pで取引を終えました。

 NY外為市場は、前日終値から円高ドル安の1ドル=95円23−24銭で取引を終えました。

 また、CME(シカゴ)の日経平均先物(9月限円建て)は、大証比+145円の10505円となりました。

 SIMEX (シンガポール)の日経平均先物(9月限円建て)は大証比+115円の10475円で寄り付きました。

 なお、寄付前外国証券成行注文は売りが2730万株、買いが2630万株の差し引き100万株の売り越しとなっています。

◆9:15 寄り付き速報 「堅調な欧米を受け幅広い銘柄が買われ10500円チャレンジか」

 寄り付きの日経平均は前日比+85.93円(+0.83%)の10438.40円で寄り付きました。昨晩の米国市場では、好調な経済指標を受け大幅に上昇、ナスダック指数は2000pを回復、S&P500種株価指数も1000p回復と堅調だったことを受け、幅広い銘柄に買いが入っています。また、好調な決算を発表した銘柄には素直に買いが入っており、日経平均は10500円に乗せるかが焦点となっています。ただ10500円は心理的にも節目となり、利益確定の売りも待っているようです。

 本日発表の主な国内経済指標は、マネタリーベース(前回6.4%)となっています。海外経済指標は、米国7月自動車販売台数総計、7月国内自動車販売、6月PCEコア・デフレター、6月中古住宅販売保留などとなっています。

 本日の国内企業の決算発表は、トヨタ自動車、旭化成、オリエンタルランド、三井物産など予定しています。

 業種別で見ると33業種中、31業種がプラス圏、2業種がマイナス圏となっています。上昇率トップは、液晶向けの材料が伸びていて収益に貢献している「ゴム製品(+1.70%)」、WTI原油先物の大幅上昇を受け「石油石炭(+1.67%)」、景気回復期待で「不動産(+1.56%)」となっています。

 一方、下落率トップは、内需離れで「水産農林(−0.23%)」、原油高でコストが悪化する不安で「パルプ紙(−0.11%)」となっています。

 個別銘柄では、パナソニックが前日比+38円(+2.52%)の1540円となっています。昨日3日の引け後に第1四半期の決算発表があり、連結純損益は530億円の赤字で市場予想の775億円の赤字より赤字幅が少なかったようです。コスト削減が予想以上に進んだうえ、経済対策で家電の売上げが伸び、2009年4−9月の赤字幅が1950億円から1000億円に損失予想を大幅に上方修正したようです。

 新興市場は、マザーズ指数が+0.37%、日経ジャスダック平均は+0.17%、ヘラクレス指数は+0.40%となっています。

 GLOBEX(シカゴ24時間金融先物取引システム)のナスダック100先物は変わらずの1626.75pとなっています。

 また、為替市場は前日NY終値の1ドル=95円23−24銭から円高ドル安の1ドル=95円15−18銭となっています。

◆10:15  「10400円台での推移」

 10時の日経平均は+104.57円(+1.01%)の10457.04円となっています。引き続き10400円台での推移が続いています。米ISN製造業景況感指数が市場予想を上回ったことで景気の底入れ期待で買われていましたが、TOPIX(東証株価指数)が12営業日連続上昇などで過熱感があり、市場関係者の間では為替とアジア株式の動向が注目されています。

 業種別で見ると33業種中、30業種がプラス圏、3業種がマイナス圏となっています。上昇率トップは、出遅れ感で「保険(+3.00%)」、続いて景気の底入れ感から「その他金融(+2.80%)」、本日決算を控えている三井物産が業績期待で牽引する等で「卸売(+2.65%)」となっています。

 一方、下落率トップは、商品市場の上昇を受けて「水産農林(−1.02%)」、続いて「繊維製品(−0.51%)」、原油価格上昇によるコスト増を嫌って「パルプ・紙(−0.09%)」となっています。

 個別では、エルピーダメモリは前日比+24円(+2.04%)の1200円で取引されています。9月から、高速データ転送な可能なパソコン用新型NRAMの生産を約2倍強に増やすとのことで製品需給改善を好感して買われています。

 東証1部の騰落銘柄数は、値上がり1068銘柄、値下がり459銘柄、変わらず155銘柄となっています。

 出来高は概算で8.1億株(前日比+1.5億株)、売買代金は5430億円(前日比+930億円)となっています。

 新興市場はマザーズ指数+0.46%、日経ジャスダック平均は+0.16%、ヘラクレス指数は+0.39%となっています。

 GLOBEX(シカゴ24時間金融先物取引システム)のナスダック100先物は+0.00pの1626.75pとなっています。

 なお、為替市場は、寄り付き後の1ドル=95円15−18銭から円安ドル高の1ドル=95円24−27銭で取引されています。

◆11:15 前引け速報 「高値もみあい10500円には届かず」

 前引けの日経平均は、前日比+110.14円(+1.06%)の10462.61円で引けました。TOPIX(東証株価指数)は前日比+9.51p(+0.99%)の967.07pで引けました。日経平均は10460円付近の高値圏でもみ合う展開が続きそのまま終わりました。世界的な金融機能の健全強化期待から、保険、銀行、その他金融がそろって前場をリードしました。国際商品市況の上昇から、輸出関連や素材、資源関連など景気敏感株も買われています。やはり過熱感を意識してか10500円の節目は重い状況となっています。

 業種別では33業種中、30業種がプラス圏、3業種がマイナス圏となりました。

 上昇率トップは、金融機能の健全化期待で「保険(+3.26%)」、続いて商社が牽引する形で「卸売(+2.75%)」、「海運(+2.54%)」となりました。

 一方、下落率トップは、商品市場の上昇により「水産・農林(−0.84%)」、続いて、「繊維製品(−0.48%)」、原油価格上昇によるコスト増を嫌って「パルプ・紙(−0.42%)」となりました。

 個別では、NTTが前日比+140円(+3.68%)の3940円で引けました。「2009年4−6月期の連結営業利益は前年同期比14%減の3200億円」と報じられましたが、2010年3月期通期の営業利益については、「前期比横ばいの1兆1100億円とする見通しは据え置く公算が大きい」と伝わりますと嫌気した売りは限られました。NTTドコモの減益に比べ底堅い。又、日経平均が戻り歩調を続けているなか、相対的に出遅れ感があることでも買われたようです。

 東証1部の騰落銘柄数は、値上がり1013銘柄、値下がり506銘柄、変わらず164銘柄となりました。また、出来高は概算11.7億株(前日比+1.8億株)、売買代金は8126億円(前日比+1222億円)となりました。

 新興市場は、マザーズ指数は+0.34%、日経ジャスダック平均は+0.10%、ヘラクレス指数は+0.31%となりました。

 また、アジア市場は、上海総合株価指数は−0.12%、香港のハンセン指数は+1.87%となっています。

 GLOBEX(シカゴ24時間金融先物取引システム)のナスダック100先物は−1.75pの1623.25pとなっています。

 なお、為替市場は、10時過ぎの1ドル=95円24−27銭から円安ドル高の1ドル=95円40−42銭で取引されています。

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