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『株式市場展望』【森田レポート】

2009年3月13日16時0分

3月の株式市場の底割れ懸念に対して、与謝野大臣が『口先介入』を行って株式市場の下落を止め、そこから再び株式市場が下落しはじめると、今度は『株式の買い取り機構』で株式を買い上げて株式市場の下落を止めるという案など、企業の三月決算危機に向けて政府は色々な株式市場対策を考えています。

以前もレポートしましたが、資金に限りがありますので、あまり早く始めますと、資金が枯渇して売り方の餌食になりますし、反対に遅く始めれば『目標株価までに間に合わなくなるリスク』が発生します。

何時、株式市場が株式市場に対する『株価引き上げ策(PLO)』を行うかは分かりませんが、一つ言えることは『4月になってからPLOを行っても、決算は終ってしまいますので意味はなく、株式市場のPLOを行うとすれば3月末が期限になる』ということです。

そして、新聞紙上で報道されていますように、政府は3月危機に対して『PLO』を行う方向で動いています。

結論

PLOが行われるとすれば、3月末が期限ですから、3月23日の週ぐらいから始まる可能性があります。したがって、株式組入比率をアップさせるとすれば、その期限は来週一杯になるということです。

今後の投資戦略と投資戦術

(1)投資戦略

*投資のスケジュールを立てるとすれば、今週末が買いたい銘柄ピックアップの最終期限になる
*来週は、目標株価まで下がらなくても、株を『自分が決めた株式組入比率まで買う』必要がある
*買いたい銘柄のテーマを決める必要がある

(2)投資戦術

*テーマは『中国関連』『住宅関連』『環境関連』がメインです。買いたい銘柄をリストアップする時の対象銘柄群として、このテーマは外せないと思います。
このリストアップ対象銘柄については、今日のコンサルティング・メールで発表します。
(『コンサルティング・メール』は、ケンミレ会員専用のサービスです。)

*銘柄が偏ると『大きく上がる銘柄を見逃す』危険性があります。
そこで銘柄の探し方として、上記のテーマ以外に、直近の相場で大きく上昇した銘柄群の中から銘柄を探す『上昇率ランキング銘柄探しソフト』で銘柄を探す。この場合には期間は短い方が良いので3ヶ月とします。もう1つは、銘柄が持っている上昇能力が銘柄を探す『平均上昇率ランキング』から銘柄を探すことです。
(『上昇率ランキング銘柄探しソフト』『平均上昇率ランキング』は、ケンミレ会員専用のサービスです。)

戦術としては、この3つから買いたい銘柄を探せば良いと思います。

(3)銘柄を探す時の注意事項

株式投資で勝ち続けるコツは『買ったら、長く銘柄を持たない』ことです。特に今のような中期下落トレンドの時には『できるだけ早く売る』ことが大切です。
できれば、上昇初日に売りたいものです。そこでケンミレでは『1日の最大上昇率』を『ストップ高上昇率』という名称で、すべての抽出一覧表に表示しています。
これはストップ高した時の最大上昇率で、この最大上昇率が30%前後あれば言うことなしとなります。

もう1つは『空売り残高比率』です。これは通常の出来高の何倍まで『空売り残高が増えているか』を見る指標です。
1日の上昇率は高ければ高いほど良いわけで、できればストップ高して欲しい訳ですから、買い注文以外に『空売りの買い戻し注文が入る銘柄』の方が、当然上昇率は大きくなる可能性が高くなります。
(『空売り残高比率』は、ケンミレ会員専用のサービスです。)

勝負の時に、何時でも買える銘柄と買いたい株価の準備を『週末に完成』させて下さい。そして、暴落が起こらなかった時は、自分の買いたい株価まで下がらなくても、どこかで『見切り』で、決めた株式組入比率までは株を買うのが『ケンミレ流の割安株投資・マネジメント投資』となります。

四半期ごとにチャンスが来る可能性があるのが下落相場です。そして、個人投資家にとって一番『儲けやすく、大きく損しない』のが下落暴落相場です。

株を買うとはリスクを取るということですが、大底で買うことを『リスクが高い』と日本人の専門家は思い、大底で買うことを『一番リスクが低い買い方』と思うのが米国人です。高ければ『下落率』が大きくなり、低ければ『下落率が小さく、上昇率が大きくなる』ものです。

つまり、大きく下がった今は『リスクが一番低い時』と言えますので、ケンミレ流では『絶好の買い場』ということになります。
今回の相場で『株式組入比率を何%にするか』をまず考え、次にその株式組入比率だと『今回はいくら買えるか』を考え、最後に『何銘柄に分散して投資するか』を考えて下さい。

今日の上昇について

昨晩のNYダウが239ドル高となりました。世界の時価総額が4300兆円も減少したことで、世界的に『株式市場を上げたい』という気持ちが投資家の間に出てきているというコメントが出ていました。

しかし、本当は別の意味があります。
確かに、世界経済は最悪であり、まだ出口が見えませんので、経済を買う株式市場は上昇しないと見るのが一般的です。

しかし、株式市場の上昇は『現状』に対してではなく、過去から現在までの相対的変化、現在から将来までの相対的変化を元にして動きます。したがって、株式市場が下がり過ぎれば、将来に希望が見えなくても『下がり過ぎの反動=リバウンド相場』が起こります。

今の世界の株式市場は『このリバウンド相場』が起こったかもしれないという状況にあるのではないかと思います。

来週まで下がって、再来週から上昇するという展開を予想して、昨日、このレポートを書いたのですが、予想外の米国株式市場の大幅上昇によって『目先のシナリオ』は狂いました。

今後の投資戦術

これまでの間に株式組入比率をアップさせられた投資家はラッキーで、まだアップさせていない投資家は『アンラッキー』ということになります。

しかし、個別銘柄の動きを見ますと、日経平均が316円(前場終了時)も上昇しているとは思われない『小幅な上昇率』のものが沢山あります。

ということは、日経平均で見れば『既に500円以上も上がっていますが(3月10日の安値から、3月13日の前場終了時点の高値)、個別銘柄のなかには『平均上昇率は高い』が、まだ『株価はあまり上昇していない銘柄』もあると思います。

一番いけないのは『何もしないこと』です。何かをしても変わらないかもしれませんが、変わる可能性は出てきます。しかし、何もしなければ『絶対に変わらない』のが人生です。週末に『来週以降に買える銘柄探し』という視点で銘柄を探してみてください。

▼来週の予定

レポート担当 : ケンミレ株式情報 森田謙一

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