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チャートを見ない投資家は敗者【一】

2008年5月2日

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≪要約≫

株式投資をする上でチャートは切っても切れないくらいに重要な武器となります。しかし、チャートは「難しくて、とっつきにくい」という人がいますが、最初からチャートが分かる人はいません。今回は、株式投資にチャートが必要なメリットについてレポートします。

≪本文≫

株式投資をする目的は「勝つ」ために行っているはずですが、勝つためには株価が「安いとき」に買って「高いとき」に売るしか方法はありません。

「チャートは難しくて見てもよく分からない」という人がいますが、はじめからチャートを見て分かる人は一人もいません。だからといっていつまでもチャートを避けて投資しようとしますと、一体いつが「安いときなのか」や「高いときなのか」が分かりませんので、目隠しをして車を運転するのと同じで「事故に合う確率=損をする確率」が高くなります。

どんなに初心者でも、少なくともチャートを見れば株価が「上昇しているのか」や「下落しているのか」や、また「どこで底値をつけて下げ止まっているのか」や「どこで高値をつけて上げ止まっているのか」くらいは分かります。

実はこの「初心者でも分かること」の中にこそ、株式投資で勝つためにもっとも重要なヒントが隠されているのです。

書店に行けば難しいテクニカル分析などのチャートの本がたくさん売っていますが、最初から難しい本を読もうとしても「基礎知識がなければ理解不能」になって読まなくなります。しかし、「まずは誰でも分かる」ことを手掛かりに、その分かる範囲の中で分析できることからチャートを見るようにするだけでも、「知らなかったために損をする」ことが確実に減ります。

かくいう私も、チャートの本当の意味での重要性に気付いたのは、約2年前の秋に全国各地で行ったセミナーで講師をするようになってからです。このとき出会ったのが『バリューライン』ですが、このバリューラインに出会ったことがその後の私のチャートの重要性に対する認識を180度変えたといっても過言ではありません。バリューラインにつきましてはいずれシリーズで書いているこのレポートの最後の方で【バリュー投資ができない投資家は敗者】で詳しく書く予定でいます。

さて、これまでに何度も告白していますように私の株式投資の歴史は「20年のうちの大半が失敗の連続」ですので、おそらく誰よりも多くの失敗を経験しています。株式投資に全戦全勝はありえませんが、それでも失敗を少なくして勝つ確率を増やすことができるようになったのは「チャートと株式組入比率の重要性」に気付いたからであり、またバリューラインをこれまでの理論上のものではなく実践でも使えるように自分なりの手法を確立したからです。

今回はチャートの話なのに“チャートの絵が一つもない”という異例のレポートとなりましたが、来週から「初心者でも分かること」「でも株式投資で勝つためにもっとも重要なヒントが隠されているチャートの基礎」「知っていれば損をすることが大きく減ること」を中心にレポートしたいと思います。

レポート担当 田中達也

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