| 株価 | 前日比 | 騰落率 | 出来高 | ||
|---|---|---|---|---|---|
| 日経平均 | 14263.41 ↑ | (5/15前引) | 144.86▲ | 1.03▲ | 7.3 億株 |
| 日経先物 | 14270.00 ↑ | (5/15前引) | 160.00▲ | 1.13▲ | 4.8 万枚 |
| TOPIX | 1394.26 ↑ | (5/15前引) | 21.22▲ | 1.55▲ | 11.3 億株 |
| 日経JASDAQ | 1520.29 ↑ | (5/15前引) | 9.11▲ | 0.60▲ | 1999.1 万株 |
| マザーズ | 667.33 ↑ | (5/15前引) | 7.02▲ | 1.06▲ | 175.8 万株 |
■騰落銘柄数 (値上がり/値下がり)
| 東証一部 | 東証二部 | 大証一部 | 大証二部 | JASDAQ | |
|---|---|---|---|---|---|
| 前日 | 1339/323 | 199/130 | 82/31 | 79/58 | 371/240 |
| 本日 11:30 | 1362/264 | 206/115 | 83/21 | 85/36 | 356/198 |
■新値銘柄数 (最高値/最安値)
| 東証一部 | 東証二部 | 大証一部 | 大証二部 | JASDAQ | |
|---|---|---|---|---|---|
| 前日 | 135/5 | 20/3 | 15/3 | 7/5 | 28/13 |
| 本日 11:30 | 217/3 | 24/3 | 11/2 | 6/2 | 26/5 |
◇前場概要
本日の日経平均前引けは、前日比+144円の14263円となりました。朝方から米株高や円安進行を好感して幅広い銘柄に買いが拡がった株式市場は、さらに、前日に好決算を発表したソニーが大幅高となったことが好感されて右肩上がりの展開となりました。日経平均は5月7日の戻り高値(14208円)を上抜き、株式市場全体の出来高も膨らんで、全面高商状となりました。
◇市況解説
本日、寄り付きの日経平均は前日比+48円の14167円と続伸して始まりました。昨晩の米株式市場が上昇し、為替市場でもドル買いが進んで1ドル=105円台まで円安方向に動いたことで、輸出関連株の買い材料となったようです。
また、本日の外国証券寄付前成行注文が1200万株超の大幅買い越しとなったことも外国人買い期待を誘う格好となり、寄り付きから幅広い銘柄に買いが先行することとなりました。
さらに、前日の引け後に好決算を発表して朝方から買い気配となっていたソニーが一時ストップ高まで上昇すると、投資家心理を強気に傾ける材料となったようで、株式市場は右肩上がりの展開となりました。
その後もソニーの上昇が相場を牽引し、日経平均は5月7日につけた直近の戻り高値(14208円)を超える水準まで上昇することとなりました。
日経平均は一時前日比+200円近くまで上昇し、前引けまで高値圏での推移が続きました。東証1部の騰落銘柄数をみると、およそ80%超が値上がりとなり、出来高も膨らんでほぼ全面高となっています。
業種別では、トヨタとの鋼材の価格交渉が、値上げで合意したとの報道があったことを材料に、新日鉄などの鉄鋼株が買われました。また、バルチック海運指数の上昇を受けて海運株の値上がりも大きくなっています。
ただ、日経平均は本日を含めて4営業日で600円を超える急ピッチな上昇となっていたことから、前引けにかけてはやや利益確定の売りに押されて上値が重くなる場面もみられました。
結局、日経平均は前日比+144円の14263円、一方TOPIXは前日比+21Pの1394Pで前場の取引を終了しております。
業種別騰落数は値上がり30に対し値下がり3、値上がり業種上位では、鉄鋼(+4.81%)、証券商品先物(+3.02%)、海運業(+3.02%)となり、値下がり業種上位は、鉱業(−1.63%)、精密機器(−0.28%)、食料品(−0.06%)となりました。東証1部の騰落銘柄数は値上がり1362、値下がり264となりました。
前場の売買代金概算1兆3019億円、出来高概算は11.3億株となっています。
◇14日の米国市場
14日の米国株式市場で、NYダウは反発、NASDAQ指数は3日続伸となりました。NYダウは前日比+66ドルの12898ドル、NASDAQ指数は前日比+1Pの2496Pで取引を終えています。
朝方発表された消費者物価指数(CPI)が前月比+0.2%上昇、エネルギー・食品を除くコア指数は事前予想(+0.2%)を若干下回る前月比+0.1%と発表されると、このところの原油高から高まっていたインフレ懸念や早期の利上げへの思惑がともに和らぎ、買い安心感を誘うかたちとなりました。
また、寄り付き前に発表された決算では、百貨店のメーシーズが予想を上回る内容の決算を発表したほか、連邦住宅貸付公社のフレディマックの決算の内容が予想されたほど悪くなかったことも支援材料になったようです。
これを受けて金利同行に敏感な小売関連株や住宅・建設株、金融株を中心に買いが先行し、NYダウは反発して取引がスタートしました。
さらに、その後発表された原油の在庫統計で留出油在庫が増加したことが発表になると、原油先物価格が下落するとインフレ懸念後退を後押しするかたちとなり、上げ幅を拡げる展開となりました。
NYダウはその後前日比+160ドルとなる水準まで買われることとなりましたが、心理的な壁となる13000ドルの節目に何度かトライするも上抜けることができなかったことから上値が重いと受け止められ、利益確定の売りで押し戻されることとなりました。
結局、NYダウは前日比+66ドルの12898ドル、NASDAQ指数は前日比+1Pの2496Pで取引を終了しております。
◇その他の市場
債券市場は、横ばいとなりました。朝方発表された消費者物価指数が事前の予想を下回ったことから、インフレ懸念が後退による早期の利上げ観測が和らぎ、買い先行となりました。しかし、株式市場が反発し上げ幅を拡げるにしたがって資金をリスク商品に移す動きが強まり次第に売りに押され、前日比横ばい水準で取引を終了しています。
為替市場は、ドルが円に対して上昇、ユーロに対しては横ばいとなりました。4月の消費者物価指数の内容を受け一旦は円買いが進みましたが、株式市場の上昇を受け投資家のリスク許容度が高まるとの観測からドル買いが優勢となったようです。一方、ユーロではフランスの財務相のユーロ高へのけん制発言を受けて、一旦はドルが買われたものの経済指標の発表を受けドルが売られ横ばいとなっています。
レポート担当 森田英俊(米国)/阿部哲也(国内)
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