現在位置:
  1. asahi.com
  2. ニュース
  3. ビジネス
  4. 今日の市況(情報提供:ケン・ミレニアム株式会社)
  5. 記事

市況関連株が買われて日経平均は反発、TOPIXは6日続伸(5月19日後場)

2008年5月19日

印刷

ソーシャルブックマーク このエントリをはてなブックマークに追加 このエントリをYahoo!ブックマークに登録 このエントリをdel.icio.usに登録 このエントリをlivedoorクリップに登録 このエントリをBuzzurlに登録

  株価 前日比 騰落率 出来高
日経平均 14269.61 (5/19終値) 50.13 0.35 13.4 億株
日経先物 14280.00 (5/19終値) 20.00 0.14 8.7 万枚
TOPIX 1404.25 (5/19終値) 8.38 0.60 22.3 億株
日経JASDAQ 1527.02 (5/19終値) 2.18 0.14 3951.7 万株
マザーズ 658.34 (5/19終値) 5.87 0.90 269.3 万株

■騰落銘柄数 (値上がり/値下がり)

  東証一部 東証二部 大証一部 大証二部 JASDAQ
前日 656/944 172/173 65/40 90/63 311/298
本日 15:30 1037/595 195/142 71/41 82/65 309/296

■新値銘柄数 (最高値/最安値)

  東証一部 東証二部 大証一部 大証二部 JASDAQ
前日 175/3 27/7 19/2 10/3 34/6
本日 15:30 142/9 25/5 23/3 7/5 28/11

◇後場概要

本日の日経平均は、前日比+50円の14269円で取引を終了しました。日経平均は新規の手掛かり材料に乏しいなか、高値圏であることもあり利益確定や戻り待ちの売りに押されるものの、後場に入って大手銀行株が安値から切り返すなど底堅い展開となりました。もっとも上値を買っていく動きも限定的で、本日は14250円から14350円程度のボックス圏で小動きとなっています。円安一服からハイテク株の動きは鈍いものの、市況関連といわれる鉱業や商社、鉄鋼が総じて強く、日経平均・TOPIXともに上昇することとなりましたが、TOPIXは6日続伸となっています。

◇市況解説

後場の日経平均は、前日比+40円の14259円と前場終値からやや上げ幅を拡大して始まりました。前場では、債券先物価格が上昇(利回り低下)していたために、債券先物買い・日経先物売りの流れが強い状態となっていましたが、後場に債券価格の上値が重くなったことで、先物市場の売りに対する警戒感が和らいだようです。

さらに、前場で堅調だった商社株が後場に一段高となったほか、前場は軟調だった大手銀行株に押し目を狙った買いが入ってプラス圏まで切り返す動きとなったことで、日経平均は前日比+100円程度まで上昇する場面もみられました。

しかし、決算発表が一巡し今期の業績見通しが明らかになってきたことから、新規の手掛かり材料に乏しく、高値圏では利益確定や戻り待ちの売りに上値を抑えられる展開となりました。

しかし上昇を牽引した大手銀行株も、みずほFGが年初来高値にせまる上昇となったことをきっかけに戻り待ちの売りに押され、日経平均は瞬間的にマイナス圏まで売られる場面もみられるなど、方向感のない展開が続くこととなりました。

もっとも、鉱業や商社・鉄鋼といった市況関連株は終始堅調な展開が続いて相場の下支えとなったことで、日経平均・TOPIXともに上昇して本日の取引を終了しています。

売買代金は、概算2兆4174億円、出来高概算は約22.3億株となりました。

東証33業種では値上がり21に対して値下がり12、値上がり業種では、鉱業(+5.45%)、鉄鋼(+3.70%)、卸売業(+3.04%)、値下がりでは、水産・農林業(−1.23%)、その他金融業(−0.98%)、金属製品(−0.74%)が上位となりました。東証1部の騰落銘柄数は値上がり1037に対して値下がり595となりました。

新興市場は、前場ではマザーズ指数が堅調な動きとなる一方、JASDAQとヘラクレス指数は寄り付きから右肩下がりの展開となるなど、まちまちとなっていました。しかし、後場に入ってから日経平均が上昇する動きとなったことに合わせて新興3市場ともに上昇するかたちとなっています。

日経JASDAQ平均は+2.18P(+0.14%)、JASDAQ市場の時価総額ベースの指数であるJASDAQ指数は、+0.09P(+0.14%)となりました。マザーズ指数は、+5.87P(+0.90%)、ヘラクレス指数は−1.11P(−0.10%)となっております。

レポート担当 阿部哲也

【前場】日経平均は小幅反発、買い一巡後は上値の重い展開

◇前場概要

本日の日経平均前引けは、前日比+13円の14233円となりました。朝方は、先物市場の買いが主導し、日経平均は一時前日比+120円超まで上げ幅を拡大する場面がみられました。しかし、直近の上昇が大きく押し目らしい押し目をつけないまま上昇を続ける株式市場に対して高値警戒感があることから、積極的に上値を買う動きは少なく、徐々に利益確定や戻り待ちの売りに押される展開となりました。ただ、商品市況の上昇を好感して、市況関連株が買われて相場の下支えとなったことで、日経平均はプラス圏を保ったまま前場の取引を終了しています。

◇市況解説

本日、寄り付きの日経平均は前日比+75円の14294円と反発して始まりました。週末の米株式市場はまちまちの結果となったものの、CME(シカゴ)日経先物が大証前日比+90円の14350円と上昇したことで、日経先物がこの価格にサヤ寄せして始まると、本日の日経平均寄り付きも買い先行で始まることとなりました。

業種では、原油など商品価格の上昇を好感して商社株や鉄鋼・非鉄金属などの市況関連株に朝方から買いが先行し、寄り付き直後に日経平均は一時前日比+120円超まで上昇する場面がみられました。

しかし、決算発表が一巡し今期の業績見通しが明らかになってきたことで新規の手掛かり材料に乏しいため、買いが一巡すると徐々に利益確定や戻り待ちの売りに押される展開となりました。

直近の上昇が大きく、押し目らしい押し目をつけないまま上昇を続ける株式市場に対して高値警戒感があることから、積極的に上値を買っていく動きにはならなかったようです。

また、週末の米国市場で軟調だった銀行や証券などの金融株に下落銘柄が目立ったほか、為替がやや円高方向に振れていることでハイテク株など輸出関連株の一部がさえない動きとなったことで、日経平均は前日終値近辺まで徐々に上げ幅を縮小していく展開となりました。

もっとも、商品市況の上昇を好感して、鉱業・商社・鉄鋼・非鉄金属が軒並み上昇するなど投資家の買い意欲は依然として強いようで、日経平均は前引けまでプラス圏を保ったまま推移することとなりました。

結局、日経平均は前日比+13円の14233円、一方TOPIXは前日比+3Pの1399Pで前場の取引を終了しております。

業種別騰落数は値上がり20に対し値下がり13、値上がり業種上位では、鉱業(+4.75%)、卸売業(+3.17%)、鉄鋼(+2.37%)となり、値下がり業種上位は、水産・農林業(−1.32%)、銀行業(−0.94%)、情報・通信業(−0.90%)となりました。東証1部の騰落銘柄数は値上がり891、値下がり695となりました。

前場の売買代金概算9995億円、出来高概算は9.5億株となっています。

◇16日の米国市場

16日の米国株式市場は、NYダウ、NASDAQ指数ともに反落となりました。NYダウは前日比−5ドルの12986ドル、NASDAQ指数は前日比−4Pの2528Pで取引を終えています。

朝方に発表された4月の住宅着工件数は、年率換算で前月比+8.2%と市場のマイナス予想を上回って2か月ぶりのプラスとなりました。

ただ、NYダウは前日に100ドル近く上昇し、週間でも250ドル近くの上昇となっていたため利益確定売りや週末のポジション調整の売りが出やすく、寄り付きは前日終値近辺で始まることとなりました。

その後、午前10時ごろに発表された5月ミシガン大学消費者信頼感指数が59.5と市場予想(62.0)を下回っておよそ28年ぶりの低水準となったことを受けて、消費者心理の悪化が鮮明となり、主要指数は右肩下がりの展開となりました。

さらに、米証券大手のゴールドマン・サックスが2008年下半期の原油価格予測を前回の1バレル=107ドルから141ドルと大幅に引き上げたことから原油価格が急騰し、小売株や空運株が軟調な展開となったことで、NYダウは一時前日比−100ドル近くの下落となる場面もみられました。

しかし、売り一巡後は住宅着工件数の増加が見直されるかたちで下げ渋ると、原油価格の上昇で収益の増加が見込めるエクソン・モービルやシェブロンといったエネルギー関連株に買いが入って、正午頃からNYダウは徐々に値を戻す動きとなりました。

また、原油を含めた商品価格について長期的な強気見通しのアナリストレポートが発表されると、素材株など市況関連株に買いが入って、NYダウは大引けにかけてさらに下げ幅を縮小することとなりました。

結局NYダウの終値は前日比−5ドルの12986ドルとなり、一方NASDAQ指数は前日比−4Pの2528Pとなりました。

◇その他の市場

債券市場は、下落(利回り上昇)となりました。この日発表された5月ミシガン大学消費者信頼感指数が大幅な悪化となったことを受けて、安全資産の債券に買いが先行する場面もみられました。しかし、株式市場が引けにかけて値を戻す動きとなったことで、徐々に債券は売り優勢となりました。

為替市場は、ドルが円、ユーロに対してともに下落となりました。この日発表された経済指標が、消費者心理の悪化を示す内容だったことで、米連邦準備制度理事会(FRB)による早期利下げ観測を後退させる格好となり、ドルは主要通貨に対して下落することとなりました。

レポート担当 阿部哲也(米国/国内)

【時事戦略レポート】話題のテーマで考える株式投資
株式市場の過熱感をテクニカル指標で判断するには?

【チャートに強くなろう】
第20回 チャート活用編(2)−ダブル底と、三尊天井−

【株式投資で知っておいたほうが良いこと】
第2回 個人投資家の最大の武器

PR情報
検索フォーム
キーワード:


朝日新聞購読のご案内

株価検索

マネークリニック

自分にあった資産運用を見つけよう 環境が変われば、お金との付き合い方も変わります。自分がどのようにお金と付き合っていくかを、もう一度見直しませんか(広告特集・マネークリニック)