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次世代家庭用ゲーム機、天王山は年末商戦2006年09月15日 任天堂が14日、新しい家庭用ゲーム機「Wii(ウィー)」の発売日と価格を発表し、年末商戦を前に大手3社の次世代ゲーム機が出そろった。国内のゲーム人口が減少する中、各社ともこの商戦を「ゲーム復活の天王山」と位置づける。「だれでも楽しめる」を前面に出す任天堂と、「高性能」を売り物にするソニー・コンピュータエンタテインメント(SCE)が正面から激突する一方、両社に押され気味のマイクロソフト(MS)は低価格機で巻き返しを図る構えだ。
●Wii「誰でも楽しめる」 任天堂の岩田聡社長は同日、千葉市での記者会見で、「ゲーム機以上のものを目指すのではなく、ゲームをしない人たちが始めるきっかけを作りたい」と話した。Wiiは大ヒットしている携帯ゲーム機「ニンテンドーDS」と同じ路線にある。ゲーム機以外の機能を盛り込んだSCEのプレイステーション3(PS3)を意識し、違いを強調した。 Wiiも、インターネットに接続でき、パソコン代わりに使うこともできる。これも、ゲームになじみの薄い人でも触れるようにして、最終的にはゲームに引き込もうとの狙いからだ。 次世代ゲーム機の中では最も安い価格となったが、一部には思い切った低価格を予想する声もあった。これまで大手各社は、シェア拡大を急ぐためゲーム機に採算割れの値決めをしてきた。しかし、岩田社長は「ゲーム機の投入時は赤字というのはおかしい」と、こうした手法を批判した。 欧米でもクリスマス商戦前に発売する予定で、年内に全世界で400万台、07年3月までに600万台の出荷を見込む。 ●PS3、スパコン並み高性能 迎え撃つSCEは11月に日米で発売するPS3にソニーグループの業績復活をかける。PS3は大容量の次世代DVD「ブルーレイ・ディスク(BD)」を載せ、スーパーコンピューター並みの高性能の中央演算処理装置(CPU)を組み込み、ゲーム機の枠にとどまらない高性能映像機器としての性格も持つ。東芝が主導する次世代DVD規格「HD―DVD」よりも早く普及させる先兵としての役割も期待する。 とはいえ、内蔵ハードディスクが60ギガバイトの上位機種の価格は約7万円と見込まれ、従来のゲーム機に比べて高い。BDの基幹部品の量産が遅れ、欧州での発売を07年3月に延ばした。その結果、日米での年内の販売台数が200万台と当初の計画より半減しそうだ。 ●Xbox360、巻き返しへ低価格機 日本市場ではSCEや任天堂に水をあけられているMSは、11月2日にXbox360の低価格機「コアシステム」を発売する。昨年12月に発売した従来機についていたハードディスクを省いて約1万円安くし、シェア拡大を狙っている。 PR情報この記事の関連情報
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