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電子書籍、競争加速 端末へ続々参入 対応小型PCも

2010年1月11日1時44分

写真:今年新設された電子書籍コーナーに展示された各社の端末=米ラスベガスのコンシューマー・エレクトロニクス・ショー(CES)で8日、丸石写す今年新設された電子書籍コーナーに展示された各社の端末=米ラスベガスのコンシューマー・エレクトロニクス・ショー(CES)で8日、丸石写す

 【ラスベガス=丸石伸一】「電子書籍」の端末開発に参入するメーカーが増えている。デジタル化した本や新聞のデータを、持ち運び可能な端末にネット経由などで取り込む仕組みだ。ラスベガスで開かれた家電見本市、コンシューマー・エレクトロニクス・ショー(CES)でも新端末が相次いで発表された。

 CESの会場では今年、電子書籍関連のコーナーが初めて設けられた。英ベンチャー企業のプラスチック・ロジックは、端末の画面に、通常使われるガラスよりも丈夫なプラスチックを使った独自開発の製品を展示。4月に米国で発売するという。韓国のサムスン電子も新規参入に名乗りを上げ、5〜10インチまでの4機種を出展。やはり今年前半に米国で発売の予定だ。

 電子書籍事業は、米アマゾン・ドット・コムの「キンドル」や、ソニーの「リーダー」が先行。バックライトや画面保持のための電力が不要で、見た目も紙に近い「電子ペーパー」の技術を使っている。プラスチック・ロジックやサムスンの製品も同様だ。

 これに対し、通常の液晶画面を使いながら、電子書籍用での利用も意識した小型パソコンも発表された。マイクロソフトのスティーブ・バルマー最高経営責任者はCESの基調講演で、新基本ソフト(OS)「ウィンドウズ7」を搭載した小型パソコンを3種紹介。製造するのは米ヒューレット・パッカードや、フランスや台湾のメーカーだ。

 米アップルも今月末にも、新しい小型端末を発表する見通し。参入企業が増えることで、書籍や新聞のネット配信の普及が加速する可能性がある。

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