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2012年2月22日

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経済ナビゲーター

宇宙ビジネス(1) 衛星2強は三菱とNEC

 Q 人工衛星「はやぶさ」の後継機の打ち上げが決まったね。

 A 「はやぶさ2」だね。宇宙航空研究開発機構(JAXA)が2014〜15年に打ち上げ、火星と木星の間にある小惑星から表面と内部の物質を持ち帰る計画だ。予算が大幅に削られるなど一時は実現が危ぶまれたけれど、文部科学省の宇宙開発委員会が1月、計画を了承したよ。

 Q 人工衛星って、実際は誰が作っているの?

 A 初代はやぶさを設計して組み立てたのは、大手電機メーカーのNECだ。月面探査機「かぐや」や日本初の金星探査機「あかつき」など、比較的小型で研究目的の衛星を多く手がけている。その実績が認められて、はやぶさ2もNECが中心になって設計・開発することになった。

 Q 電機メーカーが作っているとは、意外だね。

 A 通信や映像撮影、電波による観測、太陽電池による発電など、たくさんの電機技術が必要だからね。三菱電機も作っていて、数としてはNECよりも多く手がけている。天気予報でおなじみの気象衛星「ひまわり7号」や通信衛星「スーパーバード」など、比較的大型で実用目的の衛星が得意なんだ。国産の人工衛星のほとんどは、この2社が作っているよ。

 Q もっと多いかと思っていた。

 A 全体の組み立ては2社が中心だけど、一つひとつの部品は企業や大学、研究機関などが開発するんだ。人工衛星は1機あたり数十万個の部品でできていて、はやぶさの場合、119の企業や研究機関が参加した。下請け企業なども含めると、一つの衛星をつくるには数百もの会社が関わるんだよ。

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