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2012年7月18日
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経済ナビゲーター

非在来型資源(上) 脚光浴びる新エネルギー

 Q 「シェールガス」や「シェールオイル」が話題だね。

 A きめが細かくて固い泥岩の中に閉じ込められたガスや石油のことだね。これまで採掘するのが難しかった場所にある「非在来型資源」の一つだ。

 Q 非在来型資源?

 A うん。これまでの石油や天然ガスは、比較的採掘がしやすい場所にあった。こうした「在来型」に対し、「非在来型」は固い岩の中や海底、石炭の中などにあるんだ。

 Q 非在来型には、どのようなものがあるの?

 A シェールガスのほかには、少し粗い岩の中にある「タイトガス(オイル)」、石炭の穴に付いた「コールベッドメタン(CBM)」、海底下に埋まっている「メタンハイドレート」などがある。

 Q なぜいま、そんなに話題なの?

 A 理由の一つは、シェールガスを安く、効率的に取れる技術が確立されたことがある。開発コストは在来型に比べて割高だけど、エネルギー資源価格の高騰で状況が変わった。21世紀に入り、中国など新興国の経済成長で燃料需要が増え、投機マネーも石油市場に流れ込んできた。天然ガスや石炭の価格も高くなった結果、コスト高でこれまであきらめていた非在来型資源も相対的に価格が下がったため、いま脚光を浴びているんだ。

 Q 非在来型の埋蔵量は、どれくらいなの?

 A 例えば、天然ガスでは在来型の埋蔵量は60年分。それがシェールガスの登場で活用可能量は少なくとも250年以上まで伸びたといわれる。まだ調査していない場所も多いから、調査を進めればさらに増える可能性があるよ。

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