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2012年11月29日
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経済ナビゲーター

住宅ローン(中) 金利以外の付加価値競う

 Q 金利が下がっているのは、変動金利タイプだけなのかな?

 A 今は半分以上の人が、金利が安い変動金利型のローンを借りている。ただ、将来の金利上昇に備え、一定期間は固定金利となるタイプを選ぶ人も多い。当初10年間が固定のタイプは、比較対象とされることが多いので各行が競って引き下げていて、今は最優遇金利(最も信用力が高い人への金利)が1%台前半だ。三井住友信託銀行は10月、当初30年間固定のローンを大手行では初めて2%以下まで引き下げた。

 Q 見た目の金利以上に選択肢は多いんだね?

 A 銀行側には、金利だけで選ばれると、体力勝負になって苦しいという事情がある。各社は、ローンに付加価値をつけるサービスで差をつけようとしているよ。

 Q どういう商品があるのかな?

 A 人気なのは疾病保険がついてくる商品だ。がんなどの病気で仕事が続けられなくなった場合、住宅ローン残高がゼロになる。保険料の代わりに、金利が通常よりも少し高くなる仕組みだ。三菱東京UFJ銀行では、全ローンの半数以上がこのタイプというよ。

 中古住宅の購入者向けに、住宅の購入とリフォームの資金を一括して貸し出すローンも増えている。リフォームのためだけにお金を借りるより、低い金利で借りられる。

 Q 住宅を買った後のサービスに、工夫の余地があるわけだね。

 A 返済の仕方も、その一つ。お金の余裕のあるうちに繰り上げ返済する際、手数料をただにしたり、預金残高に応じて自動的に繰り上げ返済したりするローンも出てきている。

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